居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

174.居眠り磐音 登場人物まとめ21:25巻 20210220

居眠り磐音江戸双紙 25 白桐ノ夢(さ-19-27)登場人物 まとめ

「あの場所は今」を紹介し始めて お休みしてましたが 51巻まで まとめないと気持ちが悪いので 不定期に載せていきます。

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
さ-19-26 居眠り磐音江戸双紙読本 の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 各章に出てくる人達を 紹介します。

なぜかはわかりませんが 「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫」を底本とします。

第二十五巻 白桐ノ夢 は
第一章 殴られ屋
第二章 鰻の出前
第三章 武左右衞門の哀しみ
第四章 西の丸の怪
第五章 穏田村の戦い
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 47名、36名、37名、49名、41名です。
〇〇家などの名前〇〇は 省略したりしているので 「名前」とすると もう少し増えるかもしれませんが 大目に見てください。

紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
桂川甫周 桂川甫周国瑞。御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました。
坂崎磐音 豊後関前藩国家老坂崎正睦の嫡男。佐々木玲園の養子になっておこんと祝言をあげました。
おえい 佐々木おえい。佐々木玲園内儀
おこん 金兵衛の娘。徳川家治側用人速水左近の養女になった後、佐々木磐音と祝言をあげました。
佐々木玲圓 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。長沼四郎左衛門徳郷と兄弟弟子。磐音の養父となりました。
椎葉お有 品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女。
重富利次郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟
品川柳次郎 御家人品川家当主。若年寄支配小普請組三組所属70俵5人扶持。磐音とは今津屋用心棒仲間
速水左近 佐々木玲園剣友。佐々木玲園道場客人。御側衆。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門お佐紀仲人。おこんの養父
向田源兵衛 向田源兵衛高利。殴られ屋。間宮一刀流。古武道奥山流。我儘勝手流
依田鐘四郎 佐々木玲圓道場の磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になりました。依田家婿養子。西の丸近習衆
の11名でした。

5章の内 4つの章に名前がでてくるのは
井筒遼次郎(1245) 井筒洸之進次男。坂崎家への養子入りが決まっています。佐々木玲園道場門弟
銀五郎(1345) 佐々木道場を改築した大工の頭領
小吉(1234) 船宿川清の船頭
鉄五郎(1234) 鰻蒲焼き宮戸川親方
徳川家基(1245) 徳川家治の世子
の5名です。
( )内の数字は登場している章の番号です。

5章の内 3つの章に名前がでてくるのは
一太郎(134) 今津屋吉兵衛。お佐紀嫡男
おはつ(134) おそめの妹。おそめの後を受けて今津屋に奉公
桜子(124) 桂川桜子。因幡鳥取藩織田宇多右衛門息女。桂川甫周の妻女になりました。
季助(135) 尚武館の門番
霧子(145) 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人
金兵衛(134) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
雑賀泰造日根八(145) 田沼意次支配隠密下忍集団雑賀衆総頭。四方泰流
品川幾代(134) 品川柳次郎母親
竹村武左衛門(135) 元伊勢津藩藤堂家家臣。磐音とは今津屋用心棒仲間[第五章(272p)に「武村」となっているところがあります。]
田沼意次(245) 老中。遠江相良藩
宮松(134) 今津屋小僧
弥助(145) 公儀隠密。霧子の師匠。薬売りや朱肉売りに扮しています。
の12名です。

5章の内 2つの章に名前がでてくるのは
浅野光晟(45) 芸州浅野家広島藩3代藩主
小太郎高義(45) 石塚小太郎高義。石塚八兵衛高道嫡男。芸州次期国家老にと画策されていました。
おきん(34) おそめ・おはつ・平次の母親
お佐紀(34) 両替商今津屋内儀
おそめ(14) 幸吉の幼なじみ。唐傘長屋住人。今津屋に奉公していた。縫泊屋江三郎親方に弟子入りをしています。
おつね(13) 今津屋の勝手女中
おてん(45) 雑賀衆の一人。女忍びの小頭。女狐おてん
○甫三国訓(14) 桂川甫三国訓。蘭方医桂川家3代。桂川甫周国瑞の父
奸三郎丸(45) 奸三郎丸多面。江戸城西の丸に忍び込んでいる乱波
神原辰之助(45) 神原主計の嫡男。尚武館道場門弟
幸吉(14) 鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公
江三郎(14) 呉服町の縫箔屋の親方。三代目
三枝隆之輔(25) 徳川家基の近習
鈴木一郎平(45) 越前大野藩4万石土井家家臣御番組
竹村早苗(35) 竹村武左衛門長女。この章で尚武館へ奉公することになりました。
竹村勢津(35) 竹村武左衛門妻
田丸輝信(45) 直参旗本三男。佐々木玲園道場門弟
右近(34) 速水右近。速水左近の次男。佐々木玲園道場門弟
杢之助(34) 速水杢之助。速水左近の嫡男。佐々木玲園道場門弟
彦根菊右衛門(45) 西の丸御番衆組頭
松平辰平(12) 松平喜内の次男。佐々木玲園道場門弟
間宮伍平久也(45) 間宮一刀流創始者
由蔵(13) 今津屋老分番頭
の23名です。


5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
市原晃右衛門 佐久間町天流市原道場道場主
猪瀬寛吾 直参旗本の部屋住み息子
おくま 金兵衛長屋住人。付け木売り
おたね 水飴売りの五作の女房
〇国華 桂川甫筑国華。蘭方医桂川家2代
五作 水飴売り。金兵衛長屋住人の一人
重富百太郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付。重富利次郎の父
新三郎 今津屋振場役番頭
多吉 向田源兵衛に挑んだ職人
鶴吉 愛蔵の知り合い。花川戸の三味線造り三味芳四代目芳造の次男。三味芳六代目
中戸信継 神伝一刀流。豊後関前での坂崎磐音の剣術師匠
松平喜内 旗本870石。松平辰平の父
横田傳兵衞 肥後熊本藩の新陰流道場主
の13名

第二章では
五木忠次郎 徳川家基の近習
おかく 竜太郎の女房
おかよ 桜餅屋大黒屋の女将。[104ページには「おかよ」とある2行後に「おさよ」がでてきますが内容からは「おかよ」の間違いだと思います。]
○奥山休賀齋 奥山流流祖。急賀齋。本名奥平。定国。孫次郎。公重と改名。慶長7年(1602)77歳で死亡
○上泉秀綱 新陰流流祖
京也 桜餅屋大黒屋でいやがらせをした直参旗本の従者
久佐薙一円 高崎城下の道場主。佐々木玲園と兄弟弟子。剣友
外記 直参旗本。京也の主人
小林琴平 舞・奈緒の兄
輝吉 桜餅屋大黒屋の女将おかよの亭主
徳川家継 7代将軍
徳川家綱 4代将軍
徳川家康 徳川幕府初代
徳川秀忠 2代将軍
徳川吉宗 8代将軍
○山本新六 長命寺寺男。桜餅を考案
竜太郎 桜餅屋大黒屋の二代目。おかよの父親
の17名

第三章では
おさよ 鉄五郎の女房。宮戸川女将
吉右衛門 両替商今津屋主人
木下一郎太 南町奉行所定廻り同心
謙蔵 船宿川清の見習い船頭。良蔵の倅
竹蔵 地蔵の竹蔵。御用聞き。地蔵蕎麦の亭主
谷小左衞門 水戸藩士。谷流居合い。剣創始者
平次 おはつの弟
良蔵 船宿川清の船頭。謙蔵の父親
8名

第四章では
応神天皇 富岡八幡宮に祀られています
神原主計 寄合。神原辰之助の父親
杉田玄白 若狭小浜藩藩医蘭方医
徳川家綱 4代将軍。幼名竹千代
中川淳庵 若狭小浜藩士。蘭方医。本名玄鱗
村井兵衛 下総佐倉藩堀田家家中小姓組。尚武館門弟
の6名

第五章
○浅野長晟 芸州浅野家広島藩初代藩主
石塚正次郎高由 石塚八兵衛高道次男。芸州次期国家老に推されています
石塚八兵衛高道 芸州家老
太田道灌 山城国一口里の稲荷を勧請して太田姫稲荷を建立
下山公忠 家基御側小姓
孫子 
都丸参左衛門 芸州浅野家広島藩石塚一門
間宮久常 間宮一刀流の芸州広島藩指南当代
輿後秦八郎 向田源兵衛高利と間宮一刀流の同門。芸州浅野家広島藩石塚一門に妹が嫁いでいます
の9名

計53名でした。


この巻で 竹村が武村と おかよがおさよと 間違えているところを見つけちゃいました。
佐伯さんにしては珍しい というか 編集者と校正係は何をしているんだ! と言いたいですが 登場人物の多さから見れば 仕方ないか と思えたりします。
このような間違えより 佐々木玲圓道場のある「神保小路」が 神田三崎町にあると書かれたことを そのままにしている方が、・・・、ヤダ!
神田小川町と正しく書かれているところもあるので 佐伯さんも 間違えに気が付いているはずです。
あとがき辺りで 神田三崎町と神田小川町のことに触れてもいいのではないか! と思います。
それと 磐音がいた時代のではない地図を使っているのも、・・・、ヤダ!

本当に 残念に思っています。

 

 

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