居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

194.居眠り磐音 登場人物まとめ 36:40巻 20210809

さ-19-47・居眠り磐音 江戸双紙 第四十巻 春霞ノ乱 登場人物 まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出
した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場
人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 
各章に出てくる人達を 紹介します。
「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第四十巻 春霞ノ乱は
第一章 思わぬ来訪者
第二章 突き傷
第三章 必殺の突き
第四章 正睦の行方
第五章 照埜の憂い
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 56名 51名 44名 61名 42名 です。
今回から まとめ方をちょっと変えて 姓名がちゃんと出ている 〇〇家とか 〇〇一派などの名前〇〇を記録することにしました。
紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
小田平助 戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番
霧子 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人。
坂崎磐音 佐々木玲園の養子になりました。佐々木磐音。小梅村から旅に出て途中で坂崎姓に戻りました
坂崎おこん 金兵衛の娘。佐々木おこんとなりましたが小梅村を出て旅に出て途中で坂崎姓に戻りました
坂崎照埜 坂崎磐音の母親
坂崎正睦 豊後関前藩中老→豊後関前藩国家老。磐音の父
佐々木玲圓 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父となりました。家基に殉じて自裁
重富利次郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟
中居半蔵 豊後関前藩元御直目付。藩物産所組頭を経て 江戸留守居役兼用人を命じられています
福坂実高 豊後関前藩藩主
松浦弥助 薬売り。公儀隠密。霧子の師匠。公儀お庭番衆吹上組
松平辰平 松平喜内の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟。
の12名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
石垣仁五郎(1235) 豊後関前藩藩物産所陰監察の一人
金兵衛(1245) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
纐纈茂左衛門(1235) 豊後関前藩藩物産所陰監察の一人
坂崎空也(1245) 磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生
坂崎睦月(1245) 磐音とおこんの長女。天明3年(1783)1月15日生まれ
田沼意次(1345) 老中。遠江相良藩主。明和4年(1767)家治の側用人になる
田沼意知(2345) 田沼意次の子。奏者番
南野敏雄(2345) 豊後関前藩物産方。物産所での不正探索を命じられていました
速水左近(1234) 佐々木玲園剣友。佐々木玲園道場客人。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門お佐紀仲人。この時甲府勤番追手組支配を命じられたのち 奏者番になりました
鑓兼参右衛門(1345) 豊後関前藩江戸家老。旗本部屋住みから豊後関前藩鑓兼家の婿養子になりました。鑓兼参右衛門喜直。旧名伊丹荘次郎
の10名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
季助(124) 尚武館の門番
坂崎遼次郎(123) 井筒洸之進次男。佐々木玲園道場門弟。坂崎家の養子となりました
宍戸文六(124) 豊後関前藩元国家老
鈴木清兵衛(125) 江戸起倒流道場主。御鉄砲御箪笥奉行
竹村早苗(124) 竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻っています
徳川家基(234) 徳川家治の世子。享年19歳
日向鵬齊(245) 旗本。元の尚武館後に屋敷を持っています
福坂お代(345) 福坂実高の妻
由蔵(124) 今津屋老分番頭
の9名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
池田琢三郎(13) 池田三右衛門の倅
磯村海蔵(23) 豊後関前藩江戸勤番若手藩士
丹荘次郎(45) 鑓兼参右衛門の旧氏名。元紀伊藩士。分け伊丹家の血筋。
市橋太平(35) 豊後関前藩御小姓組。江戸勤番。藩物産所勤務。警護方。明和三丸の主船頭。市橋勇吉の兄
糸川夐信(34) 紀伊江戸屋敷御目付
お佐紀(24) 両替商今津屋内儀
桂川甫周(15) 桂川甫周国瑞 御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました
河出慎之輔(12) 豊後関前藩御先手組組頭
吉右衛門(24) 両替商今津屋主人
木下一郎太(15) 南町定廻り同心。天明2年(1782)の暮れに祝言をあげました
孝泉院(34) 豊後関前藩先代藩主正室。福坂実高の母・孝子の戒名
小吉(45) 船宿川清の船頭
小林琴平(12) 豊後関前藩家臣。舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました
佐々木おえい(24) 佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
清水平四郎(34) 坂崎磐音の偽名。小田原藩大久保家陪審の名前を借りました
竹蔵(12) 地蔵の竹蔵。御用聞き。地蔵蕎麦の亭主
竹村武左衛門(12) 元伊勢・津藩藤堂家家臣。今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番になりました
籐子慈助(23) 豊後関前藩江戸勤番若手藩士
徳川家治(34) 徳川10代将軍
内藤朔次郎(35) 豊後関前藩藩物産所帳面方。中戸信継道場の磐音の兄弟子。江戸起倒流。鈴木清兵衛道場門弟.この章で磐音に斃されました 
中戸信継(23) 神伝一刀流。豊後関前での坂崎磐音の剣術師匠
速水右近(13) 速水左近の次男。尚武館門弟
速水杢之助(13) 速水左近の嫡男。尚武館門弟
福坂孝子(23) 豊後関前藩先代藩主正室。福坂実高の母。目黒行人坂の中屋敷に住んでいました。孝泉院
明神明夫(35) 豊後関前藩国許藩物産所方
室町光然(34) 奥之院副教導
依田鐘四郎(12) 磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になる。依田家婿養子。西の丸近習衆を解かれて御納戸衆を命じられました
の27名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
和泉中三郎(1) 豊後関前藩江戸留守居役でした
坂崎伊代(1) 坂崎磐音の妹。井筒源太郎の妻。妊娠中
井筒源太郎(1) 井筒源太郎 井筒洸之進嫡男。伊代の夫。磐音の義弟
茨城専斎俊房(1) 柳生家高弟。起倒流流祖の一人
加藤忠蔵有慶(1) 鈴木清兵衛の同門。鈴木清兵衛の起倒流の目的を批判
舞(1) 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹
京極恭二(1) 尾張藩側物頭
瀬上桂(1) 瀬上菊乃の母親
瀬上菊五郎(1) 北町奉行所与力
瀬上菊乃(1) 瀬上菊五郎の次女。木下一郎太の幼馴染み。天明2年(1782)の暮れに祝言をあげました
滝野遊軒(1) 京で起こった起倒流を江戸に伝える。鈴木清兵衛の師匠
竹村勢津(1) 竹村武左衛門妻
田崎宋庵(1) 豊後関前藩藩御用医師
寺島鴈次郎(1) 豊後関前藩総目付
中川淳庵(1) 若狭小浜藩士。蘭方医。本名玄鱗
南木豊次郎(1) 尾張藩使番
福野七郎右衛門正勝(1) 起倒流流祖の一人
松平定信(1) 白河藩主。寛政の改革を実施
やえ(1) 桂川家推薦の産婆
鑓兼参右衛門(1) 豊後関前藩江戸家老
の20名

第二章では
碇屋彦右衛門(2) 豊後関前藩新番衆
石子順造(2) 豊後関前藩江戸藩邸藩目付。磐音と中戸信継道場同門。磐音の2・3歳上
おそめ(2) 幸吉の幼なじみ。唐傘長屋住人。今津屋に奉公したあと縫泊屋江三郎親方に弟子入りをしています
笠間膳右衛門(2) 豊後関前藩大納戸方。纐纈茂左衛門の叔父
神原辰之助(2) 神原主計の嫡男。尚武館住み込み門弟
幸吉(2) 鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公。小僧から職人になっています
治右衛門(2) 目黒不動尊近くの唐人飴屋の主人
品川柳次郎(2) 御家人品川清兵衛次男。今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持っています
新三郎(2) 今津屋振場役番頭
谷崎猪右衛門(2) 豊後関前藩納戸方
平兵衛(2) 芝車町大木戸の口入屋木戸屋の主人
の11名

第三章では
岩林伊佐次(3) 豊後関前藩山方
笠村利八(3) 豊後関前藩江戸中屋敷用人
義三郎(3) 乾物問屋若狭屋番頭
倉三(3) 豊後関前藩御用船正徳丸の主船頭
真秀(3) 願人坊主。明和9年2月29日の大火の元になった大円寺への放火犯
望月弘文(3) 豊後関前藩前江戸家老
湯谷恒吉(3) 豊後関前藩郡奉行手代
の7名

第四章では
池淵余五郎(4) 豊後関前藩下士
伊丹直賢(4) 紀伊藩士伊丹本家。田沼意次正室の父親
一太郎(4) 今津屋吉兵衛・お佐紀嫡男
徳川岩千代(4) 徳川治宝和歌山藩8代重倫の次男。和歌山藩10代藩主
お艶(4) 両替商今津屋主人吉右衛門の妻
おのぶ(4) 金兵衛の女房
お蓮(4) 松宮家奥女中
勘助(4) 豊後関前藩豊後一丸の水夫
吉次郎(4) 今津屋吉兵衛・お佐紀次男
銀五郎(4) 佐々木道場を改築した大工の頭領
空海(4) 空海上人。弘法大師
元(4) 睦月のお宮参りをしたおこんと掛け合いをした露天商の一人
小林奈緒(4) 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます
榊原兵衛左ヱ門(4) 新宮藩水野家前城代
新三郎(4) 今津屋振場役番頭
神藤小弥太(4) 豊後関前藩江戸屋敷の鑓兼参右衛門配下
橘(4) 揚屋町の妓楼春陽楼の遊女。金兵衛の馴染み
○田沼意行(4) 田沼意次の父。紀州藩士。新参旗本
徳川治貞(4) 紀伊中納言紀伊藩藩主。当代
徳川吉宗(4) 8代将軍。 紀州にいたころは頼方を名乗りました
白鶴(4) 江戸吉原丁子屋での小林奈緒源氏名
徳川宗尹(4) 一橋宗尹 徳川吉宗の4男
松宮多門(4) 寄合席780石
宮松(4) 今津屋手代
の24名

第五章では
○王維(5) 唐の詩人。孟浩然の友人
おくま(5) 金兵衛長屋住人。付け木売り
角造(5) 豊後関前藩明和三丸の帆前方
笹塚孫一(5) 南町奉行所年番方与力
菅原道真(5) 平安時代の学者。政治家
杉田玄白(5) 若狭小浜藩藩医蘭方医
敏春(5) 日向屋敷で坂崎正睦を見張る小姓の一人
村瀬圭次郎(5) 老中田沼家剣術指南番。尾張柳生新陰流
村瀬宗三郎(5) 村瀬宗三郎村瀬圭次郎の弟。尾張柳生新陰流。兄の後を継いで老中田沼家剣術指南格に就きました
○孟浩然(5) 唐の詩人。王維の友人
泰次郎(5) 豊後関前藩明和三丸の帆前方
の11名 計73名でした

第四十巻に出てくる人物は 131名で 延べでは254名でした。
記録間違えもあるかもしれないので 254名くらいかな? で許してください。

 


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