居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

205.居眠り磐音 登場人物まとめ 47:51巻 20211028

さ-19-58 居眠り磐音江戸双紙 第51巻 旅立ノ朝 登場人物まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻。各章に出てくる人達を 紹介します。
「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第51巻 旅立ノ朝は
第一章 見舞い
第二章 思い出めぐり
第三章 関前の紅花畑
第四章 寛政の戦い
第五章 最後の戦い
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 55名 55名 53名 41名 53名 でした。
登場人物まとめ 38からは まとめ方をちょっと変えて 姓名がちゃんと出ている 〇〇家とか 〇〇一派などの名前〇〇は記録することにしました。
紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
伊鶴儀登左衛門 豊後関前藩中老。
小林奈緒 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁ぎ 内蔵助の死後浅草寺門前町に最上紅前田屋を開きました。
坂崎磐音 江戸にもどって小梅村の今津屋の寮に尚武館道場を開いています。
坂崎おこん 金兵衛の娘。磐音の妻。空也・睦月の母。
坂崎空也 坂崎空也324p。磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生。家斉から差し料備前長船派2代目修理亮盛光2尺6寸7分余を拝領しました。
坂崎正睦 坂豊後関前藩国家老。磐音の父。
坂崎睦月 磐音とおこんの長女。天明3年(1783)1月15日生まれ。
重富霧子 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人。重富利次郎と祝言をあげました。
重富利次郎 重富利次郎。土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟。豊後関前藩家臣となって雑賀霧子と祝言をあげました。
速水左近 佐々木玲園剣友。佐々木玲園道場剣友。御側衆。大身旗本。三千石高。
米内作左衛門 豊後関前藩江戸屋敷藩物産所勤務。尚武館新入門弟。
の11名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
河出慎之輔(1235) 豊後関前藩御先手組組頭。
河出舞(1235) 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹
小林琴平(1235) 小林琴平。舞・奈緒の兄。
坂崎遼次郎(1245) 坂崎遼次郎。井筒洸之進次男。佐々木玲園道場門弟。坂崎家の跡継ぎ。
宍戸文六(1235) 豊後関前藩元国家老。
中居半蔵(1245) 豊後関前藩江戸留守居役兼江戸家老代理。国家老を命じられました。
福坂実高(1234) 豊後関前藩藩主。
松平辰平(1235) 松平喜内の次男。佐々木玲園道場門弟。筑前福岡藩黒田家家臣750石。御番衆。剣術指南役になっています。箱崎屋お杏と所帯を持ちました。
の8名
( ) 内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです) 

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
石岡淳一郎(123) 旅の武芸者。雇われて磐音の刺客になる。八条流。
お紅(135) 前田屋内蔵助と奈緒の長女。
小田平助(235) 小田平助。戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番。
お玉(234) 関前広小路の呉服屋肥前屋卯右衛門の次女。実高の側室。
神原辰之助(235) 神原主計の嫡男。尚武館住み込み門弟。
亀之助(135) 前田屋内蔵助と奈緒の長男。
金兵衛(123) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛。寛政5年初秋に亡くなりました。 
坂崎正次郎(124) 坂崎遼次郎。お英の次男。
坂崎萩埜(124) 遼次郎。お英の長女。
坂崎遼太郎(124) 坂崎遼太郎。遼次郎。お英の嫡男。
武左衛門(125) 竹村武左衛門。元伊勢。津藩藤堂家家臣。今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番になる
田沼意次(135) 田沼意次遠江相良藩主。元老中。享年69歳。
田丸輝信(235) 小梅村尚武館の道場主代役。竹村早苗と所帯を持ちました。
鶴次郎(135) 前田屋内蔵助と奈緒の次男。
徳川家斉(123) 徳川治済の長男。天明7年(1787)4月15日11代将軍となりました。
新納瑞樹(245) 豊後関前藩町奉行
比良端隆司(134) 豊後関前藩家臣。江戸屋敷勤務。御番衆。伊鶴儀登左衛門の縁戚。
福坂実継(234) 福坂実高とお玉の子供。
福坂俊次(245) 豊後日出藩木下家分家立石領5000石領主の弟。福坂実高の養子。尚武館道場の弟子。豊後関前藩11代藩主になりました。
松浦弥助(345) 元公儀隠密。霧子の師匠。
万作(345) 豊後関前花咲の郷の男衆。紅餅舟の船頭。
の21名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
磯部貞吉(34) 豊後関前藩徒士組。中老組。
井筒伊代(15) 坂崎磐音の妹。井筒源太郎の妻。
井筒源太郎(14) 井筒洸之進嫡男。伊代の夫。磐音の義弟。
小倉長吉(14) 豊後丸の主船頭。豊後関前藩舟奉行支配下
香川礼次郎(14) 豊後関前藩藩医蘭方医桂川甫周国瑞の後輩として長崎で学びました。
桂川甫周国瑞(12) 御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました。
黒田斉隆) (13) 黒田藩47万3000石9代目藩主。筑前守。天明2年12月19日就位。
坂崎お英(14) 坂崎遼次郎の嫁。
坂崎照埜(14) 坂崎磐音の母親。
佐々木玲圓(23) 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父。家基に殉じて自裁
品川幾代(25) 品川柳次郎母親。
品川柳次郎(25) 御家人品川清兵衛次男。今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持っています。
次郎平(35) 筑前博多の大商人。9代目箱崎屋次郎平。
神波仁吉(23) 信抜流。双子の兄。磐音への刺客。
神波理助(23) 信抜流。双子の兄。磐音への刺客。
高瀬荘右衛門(34) 伊鶴儀登左衛門の命で比良端隆司に雇われた磐音への刺客。一刀流
田沼意知(35) 田沼意次の子。若年寄。山城守。寛延2年(1749)生まれ。明4年3月26日未明死亡。
徳川家基(35) 徳川家治の世子。宝暦12年(1762) 生まれ。享年21歳。
中戸信継(12) 神伝一刀流。豊後関前での坂崎磐音の剣術師匠。
比良端耕一郎(15) 中戸道場門弟。伊鶴儀登左衛門の甥。
別府伝之丈(14) 中戸信継道場門弟。磐音の弟弟子。豊後関前藩国許の物頭。
松平お杏(15) 福岡箱崎屋次郎平の3女。松平辰平と所帯を持ちました。
松平定信(25) 白川藩松平家3代藩主。寛政の改革を実施。御三卿田安家初代徳川宗武の7男。徳川吉宗の孫。
三岳五郎造(34) 豊後関前藩御使番。中老組。
向田源兵衛(25) 向田源兵衛高利。殴られ屋。間宮一刀流。古武道奥山流。我儘勝手流。
矢崎村平八(34) 伊鶴儀登左衛門の命で比良端隆司に雇われた磐音への刺客。香取神道流。
依田鐘四郎(12) 磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になっています。依田家婿養子。西の丸近習衆を解かれて御納戸衆を命じられました。
両津金五郎(34) 伊鶴儀登左衛門の命で比良端隆司に雇われた磐音への刺客。鎌田流棒術の達人。
の28名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
五十次 神田橋のお部屋様と呼ばれる田沼意次の愛妾おすなの弟。豊後丸の舵方を勤める。
井筒源一郎 井筒源太郎。伊代の嫡男。
井筒未代 井筒源太郎。伊代の長女。
おすな 神田橋のお部屋様(おすな) 。田沼意次の愛妾。姥捨ての郷で殺されました。
鴨池軍造 豊後関前藩郡奉行。中戸道場後継。
願龍 坂崎磐音の母方岩谷家菩提寺西行山泰然寺住職。
きえ 坂崎遼次郎と両国橋で会っていました。
宋元 坂崎磐音の母方岩谷家菩提寺西行山泰然寺住職。当代。願龍師の後を継いでいる。
八条房繁 八条近江守房繁。あるいは八条修理亮房重。八条流創始者とも言われています。
八条房重 八条修理亮房重。あるいは八条近江守房繁。八条流創始者とも言われています。
室田忠三 豊後関前藩臼杵番所の番士。中戸道場の弟子。
の11名

第二章では
池田秀次 豊後関前藩町奉行所筆頭同心。
卯右衛門 関前城下広小路の肥前屋主人。
神永義雄 旗本。神保小路尚武館門弟。
雲次 坂崎家に出入りする須崎浜の漁師。
青巌 坂崎家菩提寺養全寺の和尚。
田丸早苗 竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻って田丸輝信と所帯を持ちました。
田丸輝一郎 田丸輝信。早苗の長男。
福坂お代 福坂実高の妻。
福坂栄高 豊後関前藩福坂家初代。
文蔵 豊後関前藩出入り商人。中津屋文蔵。両替商。
山尻頼禎 山尻三郎助の次男。西国屋次太夫に唆されて河出舞の不義の噂を流しました。
山瀬金大夫 豊後関前藩浜奉行。あだ名は種瓢。タイ捨流達人。
の12名

第三章では
季助 尚武館の門番。
内蔵助 奥州山形藩内の紅花商人。前田屋内蔵助。
佐々木おえい 佐々木玲園内儀。
設楽小太郎 直参旗本2150石。尚武館門弟。
白鶴 江戸吉原丁子屋での奈緒源氏名
速水右近 速水左近の次男。尚武館住み込み門弟。
松尾芭蕉 俳聖
米倉右近 速水右近。速水左近の次男。尚武館住み込み門弟。米倉家への婿養子となりました。
米倉風 米倉精一郎の妹。速水右近と祝言をあげました。
の9名

第四章では
青木千左衛門 伊鶴儀登左衛門用人。
椎名捨三郎 豊後関前藩藩物産所帳面方。
園木唯助 豊後関前藩徒士組
長尾勇作 坂崎家用人。
別府新七郎 豊後関前藩門番士。別府伝之丈の末弟。
村上仁五郎 豊後関前藩目付方。
の6名

第五章では
お佐紀 小田原脇本陣小清水屋主人右七の次女。今津屋吉右衛門の後添え。
吉右衛門 両替商今津屋主人。
木下一郎太 南町定廻り同心。
空也上人 空也上人。平安中期の僧。空也念仏の祖。市の聖。
笹塚孫一 南町奉行所年番方与力。
島津薺宣 薩摩藩島津家9代藩主。
鈴木清兵衛 江戸起倒流。御鉄砲御箪笥奉行。
東郷重位 薩摩示現流流祖。
籐子慈助 豊後関前藩江戸勤番若手藩士。尚武館門弟。
土子順桂吉成 遠江の出。田沼意次に恩義のある磐音への刺客。
三田次郎左衛門 江戸起倒流鈴木清兵衛道場客分。鹿島一刀流
由蔵 今津屋老分番頭。
龍角儀一郎 豊後関前藩目付。
の13名 計49名でした。

第五十一巻に出てくる人物は 119名で 延べでは257名でした。
記録間違えもあるかもしれないので 257名くらいかな? で許してください。

これで 双葉文庫版 居眠り磐音江戸双紙 全51巻の登場人物の紹介が終わったことになります。
達成感もありますが 間違いがあるのだろうな?! との気持ちもあって モヤモヤしています。
奥さんと二人でハマった 「イワネ」には まだまだ 紹介したいこと まとめたいこと 言いたいこと が残っています。
「あの場所は今」も 途中で終わっていますし、・・・。

 

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