居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

204.居眠り磐音 登場人物まとめ 46:50巻 20211012

さ-19-57 居眠り磐音江戸双紙 第50巻 竹屋ノ渡 登場人物まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻・各章に出てくる人達を 紹介します。
「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第50巻 竹屋ノ渡は
第一章 父と子
第二章 殴られ屋侍、戻る
第三章 右近の決断
第四章 尚武館再興
第五章 十一年目の誓い
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 39名 53名 47名 62名 55名 でした。
登場人物まとめ 38からは まとめ方をちょっと変えて 姓名がちゃんと出ている 〇〇家とか 〇〇一派などの名前〇〇は記録することにしました。
紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
小田平助 戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。小梅村尚武館客分。自称尚武館門番。
神原辰之助 神原主計の嫡男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。
金兵衛 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛。2年前(寛政3年(1791))に長屋の差配をやめて小梅村に来ました。寛政5年初秋に亡くなりました。
坂崎磐音 江戸にもどって小梅村の今津屋の寮に尚武館道場を開いています。
坂崎おこん 金兵衛の娘。磐音の妻。空也・睦月の母。
坂崎空也 坂崎空也284p。磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生。
坂崎睦月 磐音とおこんの長女。天明3年(1783)1月15日生まれ
佐々木玲圓 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父。家基に殉じて自裁
重富利次郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。豊後関前藩家臣となって雑賀霧子と祝言をあげました。
竹村武左衛門 竹村武左衛門。元伊勢津藩藤堂家家臣。磐音の今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番。
田沼意次 田沼意次遠江相良藩主。元老中。享年69歳。
田丸早苗 竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻っています。田丸輝信と所帯を持ちました。
田丸輝信 直参旗本三男坊。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。竹村早苗と所帯を持ちました。
速水右近 速水左近の次男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。
速水左近 佐々木玲園道場剣友。御側衆。大身旗本。三千石高。
松浦弥助 元公儀隠密。霧子の師匠。
の16名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
桂川甫周国瑞(1235) 御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました。
季助(1235) 小梅村尚武館坂崎道場の門番。
小林奈緒(2345) 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助の死後浅草寺門前町に最上紅前田屋を開きました。
坂崎正睦(2345) 豊後関前藩国家老。磐音の父。
重富霧子(2345) 元雑賀衆。小梅村坂崎道場住み込み門弟の一人。重富利次郎と祝言をあげました。
徳川家斉(1245) 11代将軍。徳川治済の長男。
徳川家基(1234) 徳川家治の世子。享年21歳。
中居半蔵(2345) 豊後関前藩江戸留守居役兼江戸家老代理。
福坂実高(2345) 豊後関前藩藩主。
松平定信(1245) 白川藩松平家3代藩主。老中首座。寛政の改革を実施。御三卿田安家初代徳川宗武の7男。徳川吉宗の孫。
松平辰平(1345) 松平喜内の次男。筑前福岡藩黒田家家臣750石になっています。箱崎屋お杏と所帯を持ちました。
向田源兵衛高利(2345) 殴られ屋。間宮一刀流。古武道奥山流。我儘勝手流。小梅村坂崎道場客分。
の12名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
伊鶴儀登左衛門(345) 豊後関前藩中老。
井上正太(234) 浪人。小梅村尚武館坂崎道場み込み門弟。
おみさ(245) 三囲稲荷門前の竹屋ノ渡しの茶屋の女将。
吉右衛門(124) 両替商今津屋主人。
銀五郎(234) 神保小路に尚武館道場の新改築をする大工の頭領。
小吉(234) 船宿川清の船頭。
佐々木おえい(134) 佐々木玲園内儀。
品川幾代(234) 品川柳次郎母親。
田沼意知(125) 田沼意次の子。若年寄。山城守。佐野善左衛門政言の刃傷を受け天明4年3月26日未明死亡。
土子順桂吉成(135) 遠江の出。田沼意次に恩義のある磐音への刺客.戦いに臨んでは刺客ではなく尋常の勝負となりました。
依田鐘四郎(145) 磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になる。依田家婿養子。
の11名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
お紅(24) 前田屋内蔵助と奈緒の長女。
お佐紀(34) 小田原脇本陣小清水屋主人右七の次女。今津屋吉右衛門の後添え。
音峰余三郎(24) 普請奉行。
おのぶ(45) 金兵衛の女房。27年前の明和3年(1766)に亡くなる。
笠間安三郎(24) 小梅村尚武館坂崎道場門弟。19歳。2年前に入門。須崎村の浪人3男坊。
河出慎之輔(24) 御先手組組頭。
亀之助(24) 前田屋内蔵助と奈緒の長男。
小林琴平(24) 豊後関前藩家臣。小林琴平。舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました。
坂崎照埜(45) 坂崎磐音の母親。
坂崎遼次郎(35) 井筒洸之進次男。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
品川お有(34) 品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女。柳次郎と所帯を持ちました。
品川柳次郎(23) 御家人品川清兵衛次男。磐音の今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持ちました。
竹村秋世(25) 竹村武左衛門次女。最上紅前田屋に奉公しています。
竹村勢津(45) 竹村武左衛門妻。
鶴次郎(24) 前田屋内蔵助と奈緒の次男。
天慧(24) 東叡山寛永寺円頓院の座主。天慧師。尚武館の扁額を揮毫。
○一橋治済(15) 御三卿一橋家。徳川家斉の実父。
徳川吉宗(14) 8代将軍。
速水杢之助(13) 速水左近の嫡男。左近の隠居により家斉の御番衆として出仕。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
福坂俊次(45) 福坂俊次。豊後日出藩木下家分家立石領5000石領主の弟。福坂実高の養子。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
三ツ木幹次郎(25) 越後長岡藩牧野家下屋敷奉公。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
由蔵(13) 今津屋老分番頭。
吉鐘(45) 依田鐘四郎の倅。
の23名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
鵜飼百助 刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組。
佐々木国為 佐々木玲圓道場に埋められていた短刀の茎に刻まれていた佐々木家初代の名前。
徳川家重 9代将軍。
徳川家治 徳川10代将軍。
速水和子 速水左近の奥方。
一橋豊千代 一橋家斉の幼名。
徳川宗尹 徳川吉宗の4男。御三卿一橋家徳川宗尹
松宮多門 寄合席780石。2年余り前小納戸役に就任。
の8名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第二章では
石塚八兵衛 芸州広島藩家老。
お茅 下谷茅町の料理茶屋の当代女将。忍の母。
佐々木磐音 坂崎磐音の前名。小梅村に帰ってきた向田源兵衛が旧名で呼びました。
忍 下谷茅町の料理茶屋お茅の娘。
崇偉 東叡山寛永寺円頓院の住職。
四郎兵衛 吉原会所頭取。
日向鵬齊 旗本。元の尚武館後に屋敷を持った田沼意知の元家来。
無心 上野東照宮別当寒松院の住持。
鑓兼参右衛門 鑓兼参右衛門喜直。旧名伊丹荘次郎。
の9名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第三章では
宍戸文六 豊後関前藩元国家老。
荘五郎 馬喰町2丁目旅人宿遠州屋主人。
宮本武蔵玄信 二天一流の開祖。
柳生石舟斎宗厳 柳生新陰流の開祖。
米倉お風 米倉精一郎の妹。
米倉精一郎 米倉精一郎。米倉寛永の嫡男。速水右近の釣り仲間。
米倉寛永 御小姓番頭。能登守。
の7名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第四章では
おかね 今津屋の女中頭。
お紀美 吉右衛門とお佐紀の娘。
おそめ 幸吉の幼なじみ。唐傘長屋住人。今津屋に奉公した後縫泊屋江三郎親方の下で縫箔職人になりました、この秋幸吉と祝言をあげます。
小野寺元三郎 出羽本庄藩六郷家家臣。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
河出舞 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹。
幸吉 鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公。小僧から職人になっている。この秋おそめと祝言をあげます。
江三郎 呉服町の縫箔屋の親方。三代目。
品川おいち 品川柳次郎・お有の娘。
恒柿智之助 恒柿智之助。木挽町江戸起倒流鈴木清兵衛道場元門弟。御家人次男。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
鉄五郎 鰻蒲焼き宮戸川親方。
羽田六平太 小梅村尚武館坂崎道場門弟。遠江横須賀藩西尾家の小姓。信濃小諸流小太刀。
本多 依田鐘四郎の旧姓。
の12名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第五章では
河下次右衛門 神保小路尚武館の新門弟。鹿島神当流。
閑院宮典仁親王 光格天皇の実父。
木下一郎太 南町定廻り同心。
光格天皇 第119代天皇
○光太夫 大黒屋光太夫
笹塚孫一 南町奉行所年番方与力。
地蔵寺徹次郎 神保小路尚武館の新門弟。直参旗本の子弟。
神保長治 旗本。元禄2年(1689)神田小川町に995坪を拝領。
戸田氏教 老中。
比良端隆司 豊後関前藩家臣。伊鶴儀登左衛門の縁戚。
松平信明 三河吉田城城主。老中。
ラクスマン ロシア使節
龍門富十郎 浪々の武芸者。摂津麻田藩城下の町道場主だった。新陰流。
の13名 計49名でした。

第五十巻に出てくる人物は 111名で 延べでは256名でした。
記録間違えもあるかもしれないので 256名くらいかな? で許してください。

 

 

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