197．居眠り磐音 登場人物まとめ ３９：４３巻 20210818

さ－１９－４８・居眠り磐音 江戸双紙 第四十三巻 徒然ノ冬 登場人物 まとめ

テレビにつられて　佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音　江戸双紙」（双葉文庫）を読み出した　奥さんにつられて　僕も読み始めました。
奥さんと二人　「イワネ」にハマリました。

居眠り磐音 江戸双紙読本（さ－１９－２６）の１７６ページから１９１ページに　印象深い主な登場人物が　紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは　印象深くない　また　主でない　登場人物がかわいそうなので　各巻・各章に出てくる人達を　紹介します。
「決定版」が　文春文庫から出版されていますが　ここでは　「双葉文庫版」を底本とします。

第四十三巻 徒然ノ冬は
第一章　修太郎の迷い
第二章　万来見舞客
第三章　師走奔走
第四章　大つもごり
第五章　極意披露
で構成されています。

これらの章の　登場人物は　第一章から順に　６１名　５８名　４９名　５１名　７０名　です。
登場人物まとめ ３８からは　まとめ方をちょっと変えて　姓名がちゃんと出ている　〇〇家とか　〇〇一派などの名前〇〇は記録することにしました。
紹介する順序は　出てくるのが多い順で　名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが　歴史上実在した人の前には　〇　を付けました。
名前の後に　簡単ですが　説明を加えました。

まず　第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
鵜飼百助　刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組
神原辰之助　神原主計の嫡男。尚武館道場住み込み門弟
季助　尚武館の門番
雑賀霧子　元雑賀衆。尚武館道場住み込み門弟の一人
坂崎磐音　小梅村尚武館道場主
坂崎おこん　金兵衛の娘。坂崎磐音の妻
坂崎空也　磐音とおこんの嫡子。安永９年（１７８０）元旦に誕生。
佐々木玲圓　直心影流道場主。磐音の養父。家基に殉じて自裁
重富利次郎　土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。小梅村尚武館道場住み込み門弟
竹村早苗　竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻っています
竹村修太郎　竹村武左衛門長男。鵜飼百助の見習い弟子
竹村勢津　竹村武左衛門妻
竹村武左衛門　元伊勢津藩藤堂家家臣。今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番
○田沼意次　老中。遠江相良藩主
○田沼意知　田沼意次の子。奏者番から若年寄に昇進
速水左近　佐々木玲園剣友。小梅村尚武館道場客分。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門お佐紀仲人。奏者番
福坂俊次　豊後日出藩木下家分家立石領５０００石領主の弟。福坂実高の養子
松浦弥助　元公儀隠密。霧子の師匠
松平辰平　松平喜内の次男。小梅村尚武館道場住み込み門弟
の１９名

第⼀章から第五章の中で４つの章に出てくるのは
一八（2345）　吉原に出入りする女衒の一人
小田平助（1345）　戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の５男。尚武館客分。自称尚武館門番
○桂川甫周国瑞（1235）　御典医。桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました
金兵衛（1245）　金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
小林奈緒（2345）　小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます
坂崎睦月（1245）　磐音とおこんの長女。天明３年（１７８３）１月１５日生まれ
田丸輝信（2345）　直参旗本三男坊。小梅村尚武館道場住み込み門弟
○中川淳庵（1235）　若狭小浜藩士。蘭方医。本名玄鱗
由蔵（1235）　今津屋老分番頭
の９名
（　）内の数字は登場している章の番号です。（以下も同じです）

第⼀章から第五章の中で３つの章に出てくるのは
鵜飼信助（124）　鵜飼百助の次男
お杏（345）　福岡箱崎屋次郎平の３女。
品川幾代（123）　品川柳次郎母親
次郎平（345）　筑前博多の大商人。９代目箱崎屋次郎平
竹村市造（125）　竹村武左衛門次男
○徳川家基（124）　徳川家治の世子。享年１９歳
速水右近（125）　速水左近の次男。尚武館門弟
速水杢之助（125）　速水左近の嫡男。尚武館門弟
福坂実高（345）　豊後関前藩藩主。
○山内豊雍（345）　土佐藩山内家９代藩主
依田鐘四郎（123）　磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になる。依田家婿養子
の１１名

第⼀章から第五章の中で２つの章に出てくるのは
馬飼十三郎（35）　尾張藩江戸屋敷勤番。馬飼籐八郎の実弟。小梅村尚武館門弟
お佐紀（12）　両替商今津屋内儀
河出舞（45）　河出慎之輔の妻（旧姓小林）。小林琴平の長妹
吉右衛門（45）　両替商今津屋主人
木下一郎太（45）　南町定廻り同心。天明２年（１７８２）の暮れに祝言をあげました
内蔵助（25）　奥州山形藩内の紅花商人。前田屋内蔵助
小林琴平（45）　舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました
雑賀泰造日根八（12）　田沼意次支配隠密下忍集団雑賀衆総頭。四方泰流
〇酒井忠貫（15）　若狭小浜藩９代藩主。修理大夫
佐々木国為（15）　佐々木玲圓道場に埋められていた短刀の茎に刻まれていた佐々木家初代の名前
○佐野善左衛門政言（45）　直参旗本。新番士
品川柳次郎（12）　御家人品川清兵衛次男。今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持ちました
鈴木清兵衛（12）　江戸起倒流。御鉄砲御箪笥奉行
竹村秋世（25）　竹村武左衛門次女
○徳川家治（15）　徳川１０代将軍
○徳川家康（15）　徳川初代将軍
土子順桂吉成（35）　遠江の出。田沼意次に恩義のある磐音への刺客
福坂お代（34）　福坂実高の妻
本立耶之助（12）　豊後関前藩大阪屋敷勤務の後江戸屋敷勤務になる。本立文五郎の甥
松平喜内（45）　旗本８７０石。松平辰平の父。若年寄支配御小納戸衆奥之番
康継（15）　将軍家の抱え刀鍛冶。美濃国関派の系譜を引く刀工
の２１名

５つの章の内　１つの章のみに名前があるのは　第一章では
おかめ　姥捨ての郷の霧子の幼馴染み
お清　姥捨ての郷の巫女頭を務めていた梅衣のお清
おさよ　鉄五郎の女房。宮戸川女将
おそめ　幸吉の幼なじみ。唐傘長屋住人。今津屋に奉公した後縫泊屋江三郎親方に弟子入りをしました
○北尾重政　絵師。須原屋三郎兵衛の長男
○空海　弘法大師
国永　山城国の刀鍛冶
源七　姥捨ての郷の霧子の幼馴染み
幸吉　鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公。小僧から職人になっています
江三郎　呉服町の縫箔屋の親方。三代目
小吉　船宿川清の船頭
酒井忠用　若狭小浜藩先々代藩主。寺社奉行。大阪城代。京都所司代を勤めました
酒井忠與　若狭小浜藩先代藩主
品川おいち　品川柳次郎・お有の娘
品川お有　品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女。柳次郎と所帯を持ちました
竹蔵　地蔵の竹蔵。御用聞き。地蔵蕎麦の亭主
鉄五郎　鰻蒲焼き宮戸川親方
籐子慈助　豊後関前藩江戸勤番若手藩士。尚武館門弟
長谷部源太　下谷広小路界隈を縄張りにする黒門町若衆組のやりかけの長谷部源太
の１９名

第二章では
秋葉　一八が吉原に連れてきた遊女。白鶴（奈緒）の朋輩
池内大五郎　鈴木清兵衛道場の師範
磯村海蔵　豊後関前藩江戸勤番若手藩士。尚武館門弟
一太郎　今津屋吉兵衛・お佐紀の嫡男
馬飼十三郎　馬飼籐八郎の実弟
桂川桜子　因幡鳥取藩織田宇多右衛門息女。桂川甫周の妻女になりました
吉次郎　今津屋吉兵衛・お佐紀の次男
○弘法大師　弘法大師。空海
五平　姥捨ての郷の霧子の幼馴染み
慈覚大師　貞観年間（８５９～８７７）牛御前社を建立
四郎兵衛　吉原会所頭分
鈴木五之輔　鈴木清兵衛嫡男。御箪笥奉行見習いとして出仕。鈴木清兵衛は隠居
白鶴　江戸吉原丁子屋での奈緒の源氏名
初音　一八が吉原に連れてきた花魁。白鶴（奈緒）の朋輩
○松平定信　陸奥白河藩主。坂崎磐音の師事
宮松　今津屋手代
山野井寛庵　起倒乱流。鈴木清兵衛道場を継承
の１７名

第三章では
○威子　摂政藤原道長の娘。母は源倫子。第６８代後一条天皇中宮
岩間小熊　天真正伝神道流
大槻　今津屋に手形換金に来た小金屋に同道した侍
○研子　藤原道長の次女。第６７代天皇・三条天皇の皇后（中宮）。別名枇杷殿皇太后。 藤原道長の次女。母は源倫子
○後一条天皇　第６８代天皇
佐々木おえい　佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
佐沼久左衛門　紀伊藩江戸藩邸用人
重富百太郎　土佐高知藩２０万石山内家家臣。重富利次郎の父。江戸藩邸近習目付。３７０石
○彰子　藤原道長の次女。第６６代天皇・一条天皇の皇后（中宮）
根岸兎角　天真正伝神道流。岩間小熊に斃されました
土子土呂助　天真正伝神道流師岡一羽の高弟
○藤原実資　平安時代の公卿
○藤原道長　御堂関白。治安３年（１０２３）高野山を参詣する
師岡一羽　天真正伝神道流
の１４名

第四章では
稲葉諒三郎　豊後関前藩家臣。藩物産所組頭
河出慎之輔　豊後関前藩御先手組組頭
金太郎　重富利次郎のことを磐音が心優しい力持ちの金太郎に譬えました
坂崎照埜　坂崎磐音の母親。
坂崎正睦　豊後関前藩国家老。磐音の父。一時江戸家老を兼任
作次　磐音が俊高からもらった５００両を奪いに来た４人組の船頭方
笹塚孫一　南町奉行所与力
重富正太郎　土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の嫡男
中居半蔵　豊後関前藩元御直目付。江戸留守居役兼江戸家老代理を命じられました
藤田角五郎　某藩元家臣。磐音を襲った４人組の頭分
○牧野成賢　南町奉行。大隅守。江戸時代の旗本。旗奉行牧野成照の次男
水野忠友　家治御近側習。沼津藩主
鑓兼参右衛門喜直　豊後関前藩元江戸家老。旧名伊丹荘次郎。４１巻で磐音に斃されました
の１３名

第五章では
尼子久伸　紀伊藩家臣。小梅村尚武館に出稽古に来ています
磯部常春　紀伊藩家臣。小梅村尚武館に出稽古に来ています
印南三郎次　紀伊藩家臣。小梅村尚武館に出稽古に来ています
お紅　前田屋内蔵助と奈緒の長女
亀之助　前田屋内蔵助と奈緒の長男
京極恭二　尾張藩側物頭。小梅村尚武館門弟
銀五郎　佐々木道場を改築した大工の頭領。小梅村尚武館の増築も頼まれました
小寺頼武　紀伊藩家臣。小梅村尚武館に出稽古に来ています
酒井忠休　出羽松山藩藩主。石見守。若年寄。御用君御用掛を命じられています
佐貫剛一郎　紀伊藩家臣。小梅村尚武館に出稽古に来ています
田崎元兵衛　紀伊藩江戸藩邸御番衆。神当流継承者。
鶴次郎　前田屋内蔵助と奈緒の次男
南木豊次郎　尾張藩使番。小梅村尚武館門弟
鳴海繁智　尾張藩大番組支配下。小梅村尚武館門弟
西尾種次郎　尾張藩使番。小梅村尚武館門弟
本田忠央　徳川家重の時代の若年寄。相良藩前藩主
松平お稲　松平喜内の妻
三浦重忠　紀伊家御付家老。紀州藩五家の一つ
三浦為春　紀伊家御付家老。紀州藩五家の一つ三浦家の始祖
山ノ内　御小納戸衆頭取現職
の２０名　の計８３名でした。

第四十三巻に出てくる人物は　１４３名で　延べでは２８９名でした。
記録間違えもあるかもしれないので　２８９名くらいかな？　で許してください。

（０３０２７）
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