居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

203.居眠り磐音 登場人物まとめ 45:49巻 20211008

さ-19-56 居眠り磐音江戸双紙 第49巻 意次ノ妄 登場人物まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。


居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻。各章に出てくる人達を 紹介します。
「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第49巻 意次ノ妄は
第一章 寛政の改革
第二章 仔犬の小梅
第三章 寸又峡の七人衆
第四章 弥助、戻る
第五章 初陣空也
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 54名 56名 38名 48名 45名 でした。
登場人物まとめ 38からは まとめ方をちょっと変えて 姓名がちゃんと出ている 〇〇家とか 〇〇一派などの名前〇〇は記録することにしました。
紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
小田平助 小田平助。戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番。
神原辰之助 神原辰之助。神原主計の嫡男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。
重富霧子 元雑賀衆。小梅村坂崎道場住み込み門弟の一人。重富利次郎と祝言をあげました。
坂崎磐音 小梅村の今津屋の寮を借り受けて尚武館道場を開いています。
坂崎おこん 金兵衛の娘。空也・睦月の母。
坂崎空也 磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生。
重富利次郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。豊後関前藩家臣となって雑賀霧子と祝言をあげました。
竹村武左衛門 元伊勢津藩藤堂家家臣。磐音とは今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番になっています。
田沼意次 老中。遠江相良藩主。49巻一章で速水左近が死亡を磐音に報告。
田丸輝信 田丸輝信。直参旗本三男坊。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。
速水右近 速水左近の次男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。
松浦弥助 元公儀隠密。霧子の師匠。
松平定信 白川藩松平家3代藩主。老中になって寛政の改革を実施。御三卿田安家初代徳川宗武の7男。徳川吉宗の孫。
の13名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
出淵欽兵衛(2345) 柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
近藤丈八(2345) 柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
坂崎睦月(1245) 磐音とおこんの長女。天明3年(1783)1月15日生まれ。
○佐野善左衛門政言(1235) 直参旗本。新番士。田沼意知に刃傷に及びました。
猿賀兵九郎(2345) 猿賀兵九郎。柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
竹村早苗(2345) 竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻りました。
田沼意知(1235) 田沼意次の子。若年寄。山城守。佐野善左衛門政言の刃傷を受け天明4年3月26日未明死亡。
徳川家治(1235) 徳川10代将軍。
徳川家基(1234) 徳川家治の世子。享年21歳。
速水左近(1235) 佐々木玲園剣友。佐々木玲園道場客人。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門お佐紀仲人。奏者番田沼意次失脚後隠居を申し出ました。
土子順桂吉成(1235) 遠江の出。田沼意次に恩義のある磐音への刺客。
柳生永為(2345) 柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
の12名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
糸女(345) 木挽町田沼屋敷の奥向き女中。
○井上寛司(345) 田沼意次用人。
井上正太(145) 浪人。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。
氏家直人(235) 柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
門橋一蔵(235) 柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
季助(124) 小梅村尚武館の門番。
○北尾重政(124) 絵師。須原屋三郎兵衛の長男。
金兵衛(145) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛。
小林奈緒(245) 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助の死後浅草寺門前町に最上紅前田屋を開きました。
竹村秋世(245) 竹村武左衛門次女。最上紅前田屋に奉公しています。
○田沼意明(125) 田沼意明。田沼意次の孫。
恒柿智之助(145) 恒柿智之助。木挽町江戸起倒流鈴木清兵衛道場元門弟。小梅村尚武館坂崎道場門弟。御家人次男。
鍋常参右衛門(235) 柳生新陰流裏大和派。田沼意次の陰の御番衆。
の13名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
お孝(34) 内藤新宿の食売旅籠大久保屋の娘。
坂崎正睦(24) 豊後関前藩国家老。磐音の父。
佐々木玲圓(12) 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父。家基に殉じて自裁
田丸次助(34) 田丸輝左衛門の次男。田丸輝信の次兄。内藤新宿の食売旅籠の男衆。大久保屋の番頭になっている。お孝と所帯を持ちました。
徳川家斉(15) 徳川治済の長男。天明7年(1787)4月15日11代将軍となる。
速水杢之助(12) 速水左近の嫡男。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
福坂お代(24) 福坂実高の妻。
福坂実高(24) 福坂実高。豊後関前藩藩主。
松平辰平(12) 松平喜内の次男。筑前福岡藩黒田家家臣750石になっています。箱崎屋お杏と所帯を持ちました。
水野忠友(14) 駿河駿東郡沼津藩藩主。出羽守。元老中。
の10名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
井伊直幸 掃部頭大老
壱左衛門 両替商。三島屋壱左衛門。
上杉鷹山 米沢藩藩主。上杉治憲。
お佐紀 小田原脇本陣小清水屋主人右七の次女。今津屋吉右衛門の後添え。
吉右衛門 両替商今津屋主人。
国太郎 両替商。摂津屋国太郎。
源造 両替商。立花屋源造。
佐々木おえい 佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
○田沼意致 田沼意次の甥。田沼意誠の子。御三卿一橋家家老。
伝次郎 深川森下町の米屋主人。彦四郎ら8人での打ちこわしに遭う。
東郷重位 薩摩示現流流祖。戦国時代から江戸時代前期にかけての武将。剣豪。島津氏(薩摩藩)の家臣。
徳川綱吉 5代将軍。
○一橋治済 御三卿一橋家。徳川家斉の実父。
彦四郎 六間堀町の提灯張り職人。仲間と8人で深川森下町の米屋に打ちこわしをする。
牧野貞長 老中。
松平康福 周防守。老中。田沼意次より先任。
松浦信程 大目付
三谷三九郎 両替商。米沢藩の財政立て直しを進めました。
柳沢吉保 元府中藩甲府城主。江戸時代前期の幕府側用人譜代大名。第5代将軍徳川綱吉の寵愛を受けて、元禄時代には大老格として幕政を主導しました。
藪之助 公儀隠密。與造の息子。弥助から影の者の生き方を習いました。
由蔵 今津屋老分番頭。
與造 藪之介の父親。弥助に影の者の生き方を教えました。
の22名

第二章では
清水一学 犬の名前候補。
大久保 小田原藩藩主。
お杏 福岡箱崎屋次郎平の3女。松平辰平と所帯を持ちました。
お紅 前田屋内蔵助と奈緒の長女。
河出慎之輔 豊後関前藩御先手組組頭。
河出舞 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹。
亀之助 前田屋内蔵助と奈緒の長男。
久津間正右衛門 小田原城心形刀流道場主。
小林琴平 舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました。
宍戸文六 豊後関前藩元国家老。
たえ 浅草寺門前町の最上紅前田屋に通い奉公している小女。浅草田原町の大工の次女。
鶴次郎 前田屋内蔵助と奈緒の次男。
徳川家康 徳川幕府初代。
中居半蔵 豊後関前藩江戸留守居役兼江戸家老代理。
福坂俊次 豊後日出藩木下家分家立石領5000石領主の弟。福坂実高の養子。小梅村尚武館坂崎道場門弟。
宮本武蔵 犬の名前候補。
師岡一羽 天真正伝神道流を学びのち一羽流を創始。師岡常成。平五郎。
米内作左衛門 豊後関前藩江戸屋敷藩物産所勤務。小梅村尚武館坂崎道場新入門弟。
の18名

第三章では
鵜飼百助 刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組。
おえつ 島田宿の飯屋の女中。
兼 島田宿の旅籠で会った秋葉山詣での講中一行の一人。
雑賀泰造日根八 田沼意次支配隠密下忍集団雑賀衆総頭。四方泰流。
聖一 聖一国師。府中栃沢生まれ(1202-1280)駿府の茶の始祖。
大願 大願和尚。遠州榛原郡千頭村の千頭寺住職。
よね 糸女に会った時の霧子の偽名。
の7名

第四章では
小野小町 平安時代前期9世紀頃の女流歌人六歌仙三十六歌仙の一人。
唐助 木挽町田沼屋敷の小者。
敬次郎 駿河駿東郡沼津川廓町の船着き場の船頭。
甲右衛門 内藤新宿の食売旅籠大久保屋主人。ここではーー方とある。田丸次助が勤めている。
品川柳次郎 御家人品川清兵衛次男。今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持って一年余りになる。
園田 駿河駿東郡沼津川廓町の一刀流道場門弟。柳生永為の役をさせられました。
竹村勢津 竹村武左衛門妻。
田丸菊野 田丸輝左衛門の妻。田丸輝信の母。青蓮院流書道の師範。
田丸輝左衛門 田丸輝左衛門。田丸輝信の父。直参旗本。
田丸輝之助 田丸輝左衛門の嫡男。田丸輝信の長兄。
団五郎 駿河駿東郡沼津川廓町の一刀流道場門弟。
村上源右衛門 駿河駿東郡沼津川廓町の一刀流道場主。
楊貴妃 中国唐代の皇妃。姓は楊、名は玉環。貴妃は皇妃としての順位を表す称号。玄宗皇帝の寵姫。
の13名

第五章では
逸見源造小梅村尚武館門弟。本所松倉町の御家人徒組70俵5人扶持逸見家嫡男。
猪熊小四郎 松平定信の近習頭。
江川太郎左衛門 伊豆韮山の代官。
木下一郎太 南町定廻り同心。
弘法 弘法大師
笹塚孫一 南町奉行所年番方与力。
四郎兵衛 吉原会所頭取。
羽田六平太 小梅村尚武館門弟。遠江横須賀藩西尾家の小姓。信濃小諸流小太刀。
吉村又右衛門 陸奥白河藩国家老。
の9名 計69名でした。

第四十九巻に出てくる人物は 117名で 延べでは241名でした。

記録間違えもあるかもしれないので 241名くらいかな? で許してください。

 

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