200．居眠り磐音 登場人物まとめ ４２：４６巻 20210908

さ－１９－５３ 居眠り磐音江戸双紙 第四十六巻 弓張ノ月 登場人物まとめ

テレビにつられて　佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音　江戸双紙」（双葉文庫）を読み出した　奥さんにつられて　僕も読み始めました。
奥さんと二人　「イワネ」にハマリました。
居眠り磐音 江戸双紙読本（さ－１９－２６）の１７６ページから１９１ページに　印象深い主な登場人物が　紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは　印象深くない　また　主でない　登場人物がかわいそうなので　各巻・各章に出てくる人達を　紹介します。
「決定版」が　文春文庫から出版されていますが　ここでは　「双葉文庫版」を底本とします。

第四十六巻 弓張ノ月は
第一章　行動の刻
第二章　お杏の覚悟
第三章　五人の若年寄
第四章　斬奸状
第五章　無為の策
で構成されています。

これらの章の　登場人物は　第一章から順に　５７名　５０名　５６名　５５名　４７名　です。
登場人物まとめ ３８からは　まとめ方をちょっと変えて　姓名がちゃんと出ている　〇〇家とか　〇〇一派などの名前〇〇は記録することにしました。
紹介する順序は　出てくるのが多い順で　名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが　歴史上実在した人の前には　〇　を付けました。
名前の後に　簡単ですが　説明を加えました。

まず　第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
鵜飼百助　刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組
お杏　福岡箱崎屋次郎平の３女。松平辰平と祝言をあげました
雑賀霧子　元雑賀衆。小梅村坂崎道場住み込み門弟の一人。重富利次郎と祝言をあげました
坂崎磐音　小梅村の今津屋の寮を借り受けて尚武館道場を開いています
坂崎おこん　金兵衛の娘。空也・睦月の母
佐々木玲圓　直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父でした。家基に殉じて自裁
○佐野善左衛門　直参旗本。新番士。田沼意知に刃傷に及びました
重富利次郎　土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。小梅村坂崎道場道場住み込み門弟。豊後関前藩家臣となって雑賀霧子と祝言をあげました
○田沼意次　老中。遠江相良藩主
○田沼意知　田沼意次の子。若年寄。山城守。佐野善左衛門政言の刃傷を受け天明４年３月２６日未明死亡
○徳川家治　徳川１０代将軍
○徳川家基　徳川家治の世子。享年２１歳
松浦弥助　元公儀隠密。霧子の師匠
○松平定信　白河松平家３代藩主。寛政の改革を実施。御三卿田安家初代徳川宗武の７男。徳川吉宗の孫
松平辰平　松平喜内の次男。小梅村坂崎道場住み込み門弟。筑前福岡藩家臣となって箱崎屋お杏と祝言をあげました
の１５名

第⼀章から第五章の中で４つの章に出てくるのは
吉右衛門（1245）　両替商今津屋主人
速水左近（1235）　佐々木玲圓剣友。佐々木玲圓道場客人。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門お佐紀仲人。元御用取次。元奏者番
由蔵（1245）　今津屋老分番頭
の３名
（　）内の数字は登場している章の番号です。（以下も同じです）

第⼀章から第五章の中で３つの章に出てくるのは
○浅野内匠頭（234）　浅野長矩。播磨赤穂藩の第３代藩主。江戸城本丸大廊下（通称松の廊下）で刃傷に及びました
太田資愛（134）　若年寄。備後守。遠江掛川藩５万石藩主
○吉良上野介（235）　高家筆頭。浅野内匠頭に刃傷を受けました
金兵衛（124）　金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
坂崎空也（124）　磐音とおこんの嫡子。安永９年（１７８０）元旦に誕生。
佐々木おえい（345）　佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
品川柳次郎（123）　御家人品川清兵衛次男。磐音の今津屋用心棒仲間。椎葉お有と所帯を持ちました
次郎平（245）　筑前博多の大商人。９代目箱崎屋次郎平
竹村早苗（123）　竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻っています
竹村修太郎（123）　竹村武左衛門長男。鵜飼百助の弟子になっています。
○徳川家斉（345）　徳川家斉。徳川治済の長男。天明７年（１７８７）１１代将軍となりました
松平忠郷（134）　大目付。松平対馬守。前職は勘定奉行
の１２名

第⼀章から第五章の中で２つの章に出てくるのは
石出帯刀（45）　牢奉行
鵜飼信助（13）　鵜飼百助の次男
大屋昌富（45）　大目付。安永４年（１７７５）田安家用人から抜擢
おすな（23）　神田橋のお部屋様（おすな）。田沼意次の愛妾
おのぶ（12）　金兵衛の女房
神原辰之助（15）　神原主計の嫡男。小梅村坂崎道場住み込み門弟
酒井忠休（34）　出羽松山藩藩主。石見守。若年寄。御用君御用掛を命じられています
坂崎正睦（23）　豊後関前藩国家老。磐音の父
坂崎睦月（12）　磐音とおこんの長女。天明３年（１７８３）１月１５日生まれ
品川幾代（23）　品川柳次郎母親
品川おいち（23）　品川柳次郎。お有の娘
品川お有（23）　品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女。柳次郎と所帯を持っています
竹村武左衛門（12）　元伊勢津藩藤堂家家臣。磐音の今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番になっています
○忠綱（14）　山城国刀鍛冶。粟田口一竿子忠綱
○田沼意行（34）　意次の父。紀州藩士。新参旗本
田丸輝信（15）　直参旗本三男坊。小梅村坂崎道場住み込み門弟
○徳川吉宗（34）　８代将軍
蜷川（13）　新番組頭。相模守。佐野善左衛門の上役
羽田六平太（12）　小梅村尚武館門弟。１６歳。遠江横須賀藩西尾家の小姓。信濃小諸流小太刀
○曲渕景漸（13）　北町奉行　甲斐守
○牧野成賢（15）　南町奉行。大隅守。大目付に昇進
万年六三郎（34）　新番士
柳生久通（34）　目付。主膳哉正
藪之助（24）　公儀隠密。與造の息子。弥助から影の者の生き方を習いました。城中で松浦弥助に斃されました
山川貞幹（45）　目付。主膳哉正
與造（24）　藪之介の父親。弥助に影の者の生き方を教えました
の２６名

５つの章の内　１つの章のみに名前があるのは　第一章では
逸見源造　小梅村尚武館門弟。本所松倉町の御家人徒組７０俵５人扶持逸見家嫡男
逸見丹次郎　逸見源造の父親
おそめ　幸吉の幼なじみ。唐傘長屋住人。今津屋に奉公したあと縫泊屋江三郎親方に弟子入りをしています
おたね　水飴売りの五作の女房
小野寺元三郎　出羽本庄藩六郷家家臣。小梅村尚武館門弟
亀吉　金兵衛長屋住人。青物の棒手振り
川股新三郎　肘砕き新三。直心影流。長沼正兵衛綱郷の直弟子。御馬場番士の倅
季助　尚武館の門番
幸吉　鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公。小僧から職人になっています
五作　水飴売り。金兵衛長屋住人の一人
後藤庄三郎　金座御金改役を代々勤めています
設楽小太郎　直参旗本２１５０石。小梅村坂崎道場門弟
杉也　佐野善左衛門の小姓
多治七蔵　佐野善左衛門政言の用人
常次　金兵衛長屋住人。左官
徳三　金兵衛長屋住人。植木職人
直道　肥後国同田貫派の刀工
速水右近　速水左近の次男。小梅村坂崎道場住み込み門弟
速水杢之助　速水左近の嫡男。小梅村坂崎道場門弟
与左衛門　町年寄。樽屋与左衛門
依田鐘四郎　磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になる。依田家婿養子
の２１名
１
第二章では
お玉　実高の側室。
河出慎之輔　豊後関前藩御先手組組頭
河出舞　河出慎之輔の妻（旧姓小林）。小林琴平の長妹
小林琴平　舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました
坂崎遼次郎　井筒洸之進次男。小梅村坂崎道場門弟。坂崎家の養子になりました
竹村勢津　竹村武左衛門妻
中居半蔵　豊後関前藩元御直目付。藩物産所組頭を経て江戸留守居役兼江戸家老代理となりました
福坂お代　福坂実高の妻
福坂高太郎　実高と側室お玉の子。明和３年初冬に誕生
福坂実高　豊後関前藩藩主
福坂俊次　豊後日出藩木下家分家立石領５０００石領主の弟。福坂実高の養子。小梅村坂崎道場門弟
米内作左衛門　豊後関前藩普請奉行から江戸藩物産所に勤めています
米内光由　米内作左衛門の父。正睦の釣りの師匠
の１３名

第三章では
天野良順敬登　江戸城詰め医師。桂川甫周国瑞と同門。ツュンベリーの門弟
安藤長左衛門　奥祐筆組頭
飯沼三五兵衛　松平定信の用人
猪飼五郎兵衛　新番士
池原雲伯　御典医。漢方医
○井上寛司　田沼意次用人
○桂川甫周国瑞　御典医。桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました
加納久堅　遠江守。伊勢八田藩１万石藩主。若年寄
黒沢定紀　田沼意次の後妻。意知の母
白井主税　新番士
田沢伝左衛門　新番士
○徳川宗武　徳川吉宗の次男。松平定信・種姫の実父。御三卿田安家初代
○徳川家重　９代将軍
○一橋治済　御三卿一橋家
○松平定邦　白川藩主。松平定信の養父
守田勘弥　守田座の役者
峰岸春庵瑞興　江戸城詰め医師
米倉昌晴　武蔵金沢藩１２０００石藩主。丹後守。若年寄
の１８名

第四章では
青山成存　普請奉行
跡部良久　目付
飯田易信　新番頭
おまち　鎌倉河岸の酒問屋豊島屋の女衆
川村小平　伊賀御庭番の総領。当代
川村新六　伊賀御庭番。紀伊藩馬之口勤めから起用
久世広民　勘定奉行
桑原盛員　勘定奉行
源吉　田沼家意知邸中間
柘植正寔　作事奉行
徳川治保　水戸藩主。寛延４年（１７５１）誕生
中坊広看　小普請支配
左旻蔵　伊賀御庭番吹上組親方
堀長政　留守居番
松平恒隆　目付
松平康福　周防守。老中。田沼意次より先任
村上正清　小普請奉行
山村良旺　信濃守。牧野成賢の後任の南町奉行
芳　田沼家意知邸奉公人
の１９名

第五章では
一八　吉原に出入りする女衒の一人
猪熊小四郎　松平定信の近習頭
お紅　前田屋内蔵助と奈緒の長女
小田平助　戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の５男。尚武館客分。自称尚武館門番
亀之助　前田屋内蔵助と奈緒の長男
内蔵助　奥州山形藩内の紅花商人。前田屋内蔵助
黒田敬高　筑前福岡藩江戸家老
豪右衛門　黒田家御用達室町の筑前博多屋主人
小吉　船宿川清の船頭
小林奈緒　小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいました。江戸で最上紅前田屋を開きました
笹塚孫一　南町奉行所与力
佐野正豊　佐野善左衛門の父
高木伊助　北町奉行所同心。佐野善左衛門の介錯人
鶴次郎　前田屋内蔵助と奈緒の次男
白鶴　江戸吉原丁子屋での奈緒の源氏名
松平喜内　旗本８７０石。松平辰平の父。若年寄支配御小納戸衆奥之番
松平忠郷　大目付。対馬守。前職は勘定奉行
村上八郎　佐野善左衛門の妻の実家主人。小普請組
吉田保恵　筑前福岡藩黒田家家臣。中老。吉田九兵衛嫡男
の１９名の　計９０名

第四十六巻に出てくる人物は　１４６名で　延べでは２６５名でした。
記録間違えもあるかもしれないので　２６５名くらいかな？　で許してください。

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