居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

193.居眠り磐音 登場人物まとめ 35:39巻 20210806

さ-19-46・居眠り磐音 江戸双紙 第三十九巻 秋思ノ人 登場人物 まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 各章に出てくる人達を 紹介します。

「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第三十九巻 秋思ノ人は
第一章 速水左近の再起
第二章 抜け道
第三章 待ち伏せ
第四章 戻ってきた三味線
第五章 果てなき戦い
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 40名 34名 48名 59名 72名 です。
〇〇家などの名前〇〇は 省略したりしているので 「名前」とすると もう少し増えるかもしれませんが 大目に見てください。

紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
小田平助 戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番
霧子 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人
坂崎磐音 佐々木玲園の養子になって佐々木磐音。坂崎姓に戻っています
おこん 金兵衛の娘。磐音と祝言をあげて佐々木おこんとなって坂崎姓に戻っています
坂崎空也 磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生
田沼意知 田沼意次の子。奏者番
速水左近 佐々木玲園剣友。佐々木玲園道場客人。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門とお佐紀の仲人。甲府勤番追手組支配を命じられて4年目の秋。甲府勤番支配の役を解かれ 江戸に戻りました
松浦弥助 薬売り・朱肉売りに扮装します。公儀隠密。霧子の師匠
の8名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
北村小三郎(1235) 甲府勤番につく速水左近の内用人
佐々木おえい(1345) 佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
佐々木玲圓(1345) 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父となる。家基に殉じて自裁
田沼意次(1345) 老中。遠江相良藩
徳川家治(1345) 徳川10代将軍
速水右近(2345) 速水左近の次男。尚武館門弟
速水杢之助(2345) 速水左近の嫡男。尚武館門弟
松平辰平(2345) 松平喜内の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟
悠木平八(1235) 甲府勤番につく速水左近の小姓
由蔵(2345) 今津屋老分番頭
の10名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
猪造(123) 甲府勤番につく速水左近の中間
おすな(345) 神田橋のお部屋様。田沼意次の愛妾
季助(345) 尚武館の門番
重富利次郎(245) 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟
徳川家基(345) 徳川家治の世子。宝暦12年(1762)生まれ。死亡。享年19歳
水戸治保(134) 徳川治保 寛延4年(1751)誕生
松平康福(123) 周防守。田沼意次より先任の老中
毛呂山六蔵(345) 田沼意知の御番衆組頭
依田鐘四郎(234) 磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になる。依田家婿養子。御納戸衆
の10名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
あおば(45) 吉原揚げ屋町の仲見世初梅楼の遊女。五十次の馴染み
石持雄五郎(45) 田沼意知に雇われた剣客。見張り組頭分。タイ捨流
五十次(45) 神田橋のお部屋様と呼ばれる田沼意次の愛妾おすなの弟
馬飼十三郎(45) 馬飼籐八郎の実弟
○北尾重政(45) 絵師。須原屋三郎兵衛の長男
吉右衛門(25) 両替商今津屋主人
木下一郎太(24) 南町定廻り同心
金兵衛(35) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
雲十(23) 弥助に雇われた馬方。足を捻挫した猪造を馬に乗せました
内蔵助(45) 奥州山形藩内の紅花商人。前田屋内蔵助
奈緒(45) 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます
坂崎遼次郎(45) 井筒洸之進次男。佐々木玲園道場門弟。坂崎家へ養子に入りました
○佐野善左衛門政言(35) 直参旗本。新番士
三蔵(34) 田沼意知密偵の一人。早化けの三蔵
品川柳次郎(24) 御家人品川清兵衛次男。今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持ちました
四郎兵衛(45) 吉原会所頭分
千次(45) 吉原会所の若い衆
園八(45) 吉原会所の若い衆。千次の兄貴分
武田信玄(12) 甲斐の守護大名戦国大名。甲斐武田家第19代当主
竹村早苗(45) 竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻っています
竹村武左衛門(45) 元伊勢・津藩藤堂家家臣。今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番
鶴吉(45) 花川戸の三味線造り三味芳四代目芳造の次男。三味芳六代目。浅草聖天町に店を持ちました
徳川治貞(13) 紀伊中納言紀伊藩藩主。当代
徳川宗睦(13) 尾張9代藩主。中納言。当代
中居半蔵(45) 豊後関前藩元御直目付。新たに藩物産所組頭を拝命
雹田平(34) 田沼家の家系図作りを頼まれました。坂崎磐音暗殺団の頭分
松吉(15) 甲府勤番所御花園の花守り
室町光然(45) 奥之院副教導
の28名


5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
飯田義親 甲府一宮浅間神社禰宜
伊丹儀介 甲府勤番支配組頭の一人
大蔵五郎左衛門 甲府本陣主人
久志本右京 甲府勤番山ノ手組支配
栗原 武田家家臣。石和付近を支配
佐崎孫兵衛 甲府勤番支配組頭の一人
下谷秀吉 甲府勤番追手組屋敷手代
清水平四郎 坂崎磐音の偽名。小田原藩大久保家陪審の名前を借りました
武田兵衛 ご浪人さまといわれる甲府武田家遺臣の頭分
太郎右衛門 甲府三郷村庄屋
徳川家重 9代将軍
中島三郎清定 尾州茶屋家の大番頭。尾州茶屋家当主の叔父。
初子 甲府柳町の遊女。韮崎生まれ。悠木平八の馴染み
松岡六三郎 甲府代官
みず 甲府勤番追手組屋敷女衆頭
村松仁八 甲府勤番山ノ手組組頭下。無間一刀流達人
○柳沢吉里 大和へ藩替えとなった元甲府城
柳沢吉保 元府中藩甲府城主。徳川綱吉の幕府側用人譜代大名
の18名

第二章では
池谷倭一郎 速水左近暗殺団頭分。神厳一刀流
一太郎 今津屋吉兵衛。お佐紀嫡男
お佐紀 両替商今津屋内儀
上窪田小介 八王子千人同心組頭
川上又五郎 川上又五郎一座の座長
設楽小太郎貞綱 直参旗本2150石。尚武館門弟
品川お有 品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女。柳次郎と所帯を持ちました
徳川綱吉 5代将軍
文吉 日野宿の川漁師
宮松 今津屋手代
吉川 速水左近暗殺団配下
の11名

第三章では
阿部正倫 備中守。奏者番
○安藤信成 対馬守、奏者番陸奥磐城平藩主。対馬守系安藤家6代
イサーク・ティツィング 長崎阿蘭陀商館長
井上正定 河内守。奏者番
小日向典膳 先軍一流。田沼意知に雇われた刺客。磐音に斃されました
佐々木磐音 佐々木玲園の養子になる。小梅村を出て旅に出ている途中で坂崎姓に戻りました
多治七蔵 佐野善左衛門政言の用人
○俵藤太 藤原秀郷
蜷川 新番組頭。相模守。佐野善左衛門の上役
土子順桂吉成 遠江の出。田沼意次に恩義のある磐音への刺客
藤原秀郷 俵藤太
福生帥兼 鹿島神道流の達人。田沼意次に土子順桂を推挙しました
牧野惟茂 寺社奉行豊前
松平忠恒 上野上里見藩藩主
の14名

第四章では
糸居三五郎 佐々木玲園道場門弟
おえん 北尾重政のモデル
おこね 鶴吉の女房
勝川春章 浮世絵師
久世広明 老中。前京都所司代。出雲守
三郎兵衛 江戸小伝馬町の書肆。須原屋三郎兵衛
佐脇助太郎 石持雄五郎の腹心。林崎夢想流居合い
宍戸文六 豊後関前藩元国家老
瀬上菊五郎 北町奉行所与力
瀬上菊乃 瀬上菊五郎の次女。木下一郎太の幼馴染み
田丸輝信 直参旗本三男坊。佐々木玲園道場住み込み門弟
徳川家斉 徳川治済の長男。天明7年(1787)11代将軍になりました
鳥居清満 紅摺り絵絵師
白鶴 小林奈緒の吉原での源氏名
福坂実高 豊後関前藩藩主
の15名

第五章では
阿部正倫 備後福山藩主。備中守。寺社奉行
稲葉安英 佐渡守。大身旗本寄合席5200石
馬飼籐八郎 尾張藩藩道場門弟。馬飼籐八郎御番衆組頭。藩道場師範格
大岡忠相 町奉行
大久保忠朝 綱吉時代の老中
大久保忠増 大久保忠朝の子。世子のまま若年寄に就任
おかつ 吉原の遊女の自分の名前
お茅 下谷茅町の料理茶屋の当代女将。忍の母
おきち 吉原の遊女の自分の名前
おくみ 読売屋での霧子の偽名
お京 下谷茅町の料理茶屋の先代女将。お茅の母。忍の祖母
おけい 仁左衛門の妾
お松 吉原初梅楼の名物女郎。鼾のお松
おまん 読売屋の台所を仕切る女中
おみね 読売屋の女衆の一人
京極恭二 尾張藩側物頭
酒匂仁左衛門 元目付支配下黒鍬之者。酒匂仁左衛門。今は浅草田原町読売屋世相あれこれ主人
忍 下谷茅町の料理茶屋お茅の娘
千太郎 吉原会所の若い衆
竹腰忠親 尾張藩御付家老。両家年寄。山城守。差し料五畿内山城来國光2尺2寸6分。今尾城主
修太郎 竹村武左衛門長男
勢津 竹村武左衛門妻
辰 読売屋の若い衆。辰兄いと呼ばれている
○吉宗 徳川吉宗 8代将軍。 紀州にいたころは頼方を名乗る
南木豊次郎 尾張藩使番
鳴海繁智 尾張藩大番組支配下
西尾種次郎 尾張藩使番
堀田正順 下総佐倉藩主。奏者番の一人
○丸目蔵人佐長恵 タイ捨流開祖
の29名 計87名でした。

第三十九巻に出てくる人物は 143名で 延べでは253名でした。

各巻各章の登場人物をまとめながら 他のカテゴリでも書いてみたいと思っています。
登場人物のまとめに 割り込んじゃったのは 「あの場所は今」ですが これも続けたいし、・・・、ま 書きたいことはいっぱいあるので 楽しんでいます。

 

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