居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

104.磐音に斬られた場所 2 20200211

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
51巻 最後まで読んだあと 坂崎磐音と闘って 命を落とした人を記録するために 読み返したり 命を落とした人の 斬られた場所を 記録したりしてきました。

前回は その斬られた場所を 僕的にまとめてみました。
が 間違いを見つけました。
頸動脈が 2カ所に別れて集計してしまっていました。
訂正した後 さらに 斬られた場所の特徴・性質を 僕的に考えた形で まとめました。
以下がそれです。

A:1.胴・腹部・脇腹・鳩尾:47名
  4.首筋・首・頸動脈・動脈:23名
  合計:70名

B:2.喉・喉元・喉首・喉笛:44名
  合計:44名

C:3.肩・肩口・袈裟切り・肩(八の字に切り分け)・八の字に切り分け・
    斜め切り:23名
  5.頭・眉間・脳天・面・額:14名
  6.腰・下半身・下腹部:11名
  7.背・背中:3名
  8.胸:2名
  9.膝(両膝):1名
  合計:54名

 

A.B.C.それぞれに まとめた僕的考えは 「柔らかい場所順」です。
一番柔らかい場所を斬られて 命をなくしたのは70名です。

次のB.が44名 C.にまとめたのは54名ですが 6カ所をまとめたもので 3から9までにわけると(というか 元の部分に戻すと) 多くても 肩などの23名です。


磐音は 何故 柔らかい部分を斬ることを 多く選んだのでしょうか?
僕が 考えるに 刀の刃こぼれを気にしたのではないか ということです。
鉄瓶ほど硬くなくても 肩の骨や 頭の骨 腰の骨 また 背骨や肋骨は そこそこの硬さがありますから 磐音は そのような場所を 避けたのでは? と思っています。

また 首や 喉を 斬られると 頭に血がいかなくなりますから 意識がなくなり 痛みも感じなくなるのでは? と思ったりしました。
首や 喉を斬られたのは 67名と 最多になります。

まとめると 磐音は 刀が刃こぼれをしないような また より早く意識や 痛みを感じなくなるような場所を選んでいるのではないか と思いました。
   

著者佐伯さんは このようなことを考えて 磐音に行動させたのでは? と思うと 佐伯さんの 剣術それも 実戦のことを よく知っているな~ と シロウトながら 感心してしまいます。

 

 

(0716)

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