居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

219. ふたつ名前の登場人物(2) 20220314

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

51巻読み終わって ??? となったことが いくつも出てきました。

その中に 「佐々木玲圓道永」のように 名前がふたつある人がいます。
玲圓と道永のように 名前がふたつある人は どのくらいいるのか? と思いました。
ふたつの名前は 通称・幼名・号・諱・字などになるのでしょうが どちらがどれか、・・・、よくわかりません。

なので 全51巻に出てくるふたつ名前の登場人物を紹介して 二番目の名前と同じ名前の人物も紹介します。
紹介は 一番初めに出てきた巻号ページとします。

今回は 第十一巻から 第二十巻までの 初出の人物です。
底本は 居眠り磐音江戸双紙(双葉文庫)です。


1.ためさだ
  小栗伝内為定 松田派新陰流道場主。
   居眠り磐音江戸双紙 第十一巻 無月ノ橋 第一章 法会の白萩 p52

2.むねよし
  柳生石舟斎宗厳 柳生新陰流の開祖。
   居眠り磐音江戸双紙 第十一巻 無月ノ橋 第二章 秋雨八丁堀 p80

3.いえのぶ
  柳生松右衛門家信 柳生新陰流の継承者。本名大野。
   居眠り磐音江戸双紙 第十一巻 無月ノ橋 第二章 秋雨八丁堀 p80
  同名の人物:
   徳川家宣 六代将軍。
    居眠り磐音江戸双紙 第九巻 遠霞ノ峠 第五章 八丁堀三方陣 p304

4.しげよし
  深尾角馬重義 鳥取藩お家流儀と呼ばれた雖井蛙流の創始者
   居眠り磐音江戸双紙 第十一巻 無月ノ橋 第四章 おこん恋々 p260

5.とよのぶ
  矢崎隼人豊信 四兼流創始者
   居眠り磐音江戸双紙 第十一巻 無月ノ橋 第五章 鐘ヶ淵の打掛け p331
  同名の人物:
   山内豊敷 土佐藩山内家8代藩主。
    居眠り磐音江戸双紙 第三十巻 侘助ノ白 第一章 斬り合い p9

6.くにみち
  桂川甫筑邦教 5代将軍綱吉の奥医師蘭方医桂川家初代甫筑。
   居眠り磐音江戸双紙 第十二巻 探梅ノ家 第五章 白梅屋敷のお姫様 p271

7.くにのり
  桂川甫三国訓 蘭方医桂川家3代。
   居眠り磐音江戸双紙 第十二巻 探梅ノ家 第五章 白梅屋敷のお姫様 p272

8.よしてる
  菅沼織部正義輝 大身旗本。交代寄合表向御礼衆。
   居眠り磐音江戸双紙 第十三巻 残花ノ庭 第二章 おそめの危機 p136
  同名の人物:
   足利義輝 室町幕府第13代征夷大将軍
    居眠り磐音江戸双紙 第三十六巻 紀伊ノ変 第四章 雹の迷い p213

9.まさかつ
  深津彌市郎正勝 小納戸衆。
   居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第三章 若武者と隼 p142
  同名の人物:
   福野七郎右衛門正勝 起倒流流祖の一人
    居眠り磐音江戸双紙 第四十巻 春霞ノ乱 第一章 思わぬ来訪者 p18

10.のりむね
   加藤寅之助則陳 小納戸衆
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第三章 若武者と隼 p142

11.つねのり
   中島源次郎常弼 小納戸衆。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第三章 若武者と隼 p142

12.ながきよ
   内山七兵衛永清 鷹匠頭。野口三郎助の主人。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道    第三章 若武者と隼 p142

13.かずさだ
   成島忠八郎和鼎 表儒者格奥詰。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第三章 若武者と隼 p142

14.ひねはち
   雑賀泰造日根八 田沼意次支配隠密下忍集団雑賀衆総頭。四方泰流。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第三章 若武者と隼 p188

15.まさあり
   井上数馬正在 目付。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第五章 女狐おてん p277

16.たださと
   水野清六忠郷 権の目付。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第五章 女狐おてん p277
  同名の人物:
   松平忠郷 大目付対馬守。前職は勘定奉行
    居眠り磐音江戸双紙 第四十五巻 空蟬ノ念 第五章 老武者の妄念 p295

17.ただたか
   酒井小平次忠敬 使番。
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第五章 女狐おてん p277
   同名の人物:
    京極忠高 小浜藩藩主。伊豆山村石切場担当。
     居眠り磐音江戸双紙 第十巻 朝虹ノ島 第四章 湯煙豆州熱海 p232
    屋代忠位 安房北条藩屋代家3代藩主。
     居眠り磐音江戸双紙 第二十八巻 照葉ノ露 第一章 酒乱の罪 p57

18.まさとら
   菅沼主膳正虎 山の奉行
    居眠り磐音江戸双紙 第十四巻 夏燕ノ道 第五章 女狐おてん p318
   同名の人物:
    堀田正虎 秋元山形藩の2代前の藩主。
     居眠り磐音江戸双紙 第二十六巻 紅花ノ邨 第五章 半夏一ツ咲き p279
    
19.うじもと
   真壁暗夜軒氏幹 霞流の流祖。常陸真壁城18代城主。
    居眠り磐音江戸双紙 第十五巻 驟雨ノ町 第三章 鰍沢の満ェ門 p204

20.ながとし
   堀内源太左衛門永理 神道無念流堀内道場主。
    居眠り磐音江戸双紙 第十六巻 蛍火ノ宿 第四章 四人の容疑者 p267

21.しげみつ
   指田精左衛門茂光 中条流道場主。7代目。当代。
    居眠り磐音江戸双紙 第十七巻 紅椿ノ谷 第三章 冥加樽の怪 p190

22.なおかね
   朝倉軍大夫直兼 靜流薙刀会得者。旅の武芸者。
    居眠り磐音江戸双紙 第十九巻 梅雨ノ蝶 第四章 千面のおさい p258

23.かつしげ
   森霞之助勝重 霞新流流祖。
    居眠り磐音江戸双紙 第十九巻 梅雨ノ蝶 第五章 四十一人目の剣客 p290
   同名の人物:
    鍋島勝茂 佐賀藩藩主。多賀村石切場担当。
     居眠り磐音江戸双紙 第十巻 朝虹ノ島 第四章 湯煙豆州熱海 p232

24.としかね
   柳生兵助厳包 柳生連也斎。尾張柳生新陰流流祖。
    居眠り磐音江戸双紙 第十九巻 梅雨ノ蝶 第五章 四十一人目の剣客 p300                            
25.まさよ
   本間勘解由左衛門昌能 本間流の開祖。塚原卜伝の弟子。
    居眠り磐音江戸双紙 第二十巻 野分ノ灘 第五章 遠州灘真っ二つ p329
   同名の人物:
    坂崎正睦 豊後関前藩家老。坂崎磐音の父(初出時には中老)
     居眠り磐音江戸双紙 第一巻 陽炎ノ辻 第一章 向夏一石橋 p19
    本田正珍 徳川家重の時代の老中。
     居眠り磐音江戸双紙  第三十二巻 更衣ノ鷹(下) 第二章 田沼の貌 p102

 

 

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