居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

218. ふたつ名前の登場人物(1) 20220308

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

51巻読み終わって ??? となったことが いくつも出てきました。

その中に 「佐々木玲圓道永」のように 名前がふたつある人がいます。
玲圓と道永のふたつのように 名前がふたつある人は どのくらいいるのか? と思いました。
ふたつの名前は 通称・幼名・号・諱・字などになるのでしょうが どちらがどれか、・・・、よくわかりません。

なので 全51巻に出てくるふたつ名前の登場人物を紹介して 二番目の名前と同じ名前の人物も紹介します。

今回は 第一巻から 第十巻までにします。
底本は 居眠り磐音江戸双紙(双葉文庫)です。

1.みちなが
  佐々木玲圓道永 直心影流道場主。
   居眠り磐音江戸双紙 第一巻 陽炎ノ辻 第一章 向夏一石橋 p8    
   佐々木玲圓道永としては 居眠り磐音江戸双紙 第2巻 寒雷ノ坂 p152 が初出です。
  同名の人物:
   梅溪通条 徳川家治の生母お幸の父。権中納言。                
    居眠り磐音江戸双紙 第三十一巻 更衣ノ鷹(上) 第三章 二の江村の放鷹 p148
   藤原道長 御堂関白。治安3年(1023)高野山を参詣しました。
    居眠り磐音江戸双紙 第三十五巻 姥捨ノ郷 第四章 空ノ道一ノ口 p217

2.みつのり
  山田平左衛門光徳一風斎 直心影流流祖。
   居眠り磐音江戸双紙 第二巻 寒雷ノ坂 第三章 柳橋出会茶屋 p155

3.げったん
  佐々木周太月湛 佐々木玲圓祖父。
   居眠り磐音江戸双紙 第二巻 寒雷ノ坂 第三章 柳橋出会茶屋 p155

4.ひさただ
  愛洲移香斎久忠 陰流の始祖。姫村理三郎の師匠。
   居眠り磐音江戸双紙 第三巻 花芒ノ海 第四章 潜入豊後関前 p257

5.ながよし
  丸目蔵人佐長恵 タイ捨流開祖。
   居眠り磐音江戸双紙 第三巻 花芒ノ海 第五章 恩讎御番の辻 p346
  同名の人物:
   長船長義 備前の刀鍛冶。正宗十哲の一人。
    居眠り磐音江戸双紙 第十巻 朝虹ノ島 第二章 夜風地引河岸 p102

6.げんしん
  宮本武蔵玄信 二天一流の開祖。(玄信は はるのぶ と読むようですが 本文のルビは げんしんです。)
   居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里 第二章 赤間関討入船 p108
  同名の人物:
   黒澤源信 信抜流。福岡藩士。東方16番。
    居眠り磐音江戸双紙 第十九巻 梅雨ノ蝶 第五章 四十一人目の剣客 p277

7.はるのぶ
  宮本武蔵玄信 二天一流の開祖。(玄信は はるのぶ と読むようですが 本文のルビは げんしんです。)
   居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里 第二章 赤間関討入船 p108
  同名の人物:
   糸川夐信 紀伊江戸屋敷御目付。
    居眠り磐音江戸双紙 第三十六巻 紀伊ノ変 第二章 煙管と梅 p114

8.たねたか
  立花十兵衛種高 二天一流の遣い手。
   居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里 第二章 赤間関討入船 p108

9.がうん
  村上鉄蔵賀雲 野太刀一刀流の達人。岩田屋の用心棒
  居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里  第二章 赤間関討入船 p109

10.ながいえ
   富田九郎左衛門長家 越前朝倉家家臣。富田流開祖。
    居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里 第四章 残香金沢暮色 p228

11.ながひで
   中条兵庫助長秀 中条流流祖。
    居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里 第四章 残香金沢暮色 p229

12.かげまさ
   富田治部左衛門景政 冨田流三代目。前田利家家臣。4000石。隠居後加賀藩支藩能登七尾上代
    居眠り磐音江戸双紙 第四巻 雪華ノ里 第四章 残香金沢暮色 p230

13.のりさと
   長沼四郎左衛門徳郷 山田平左衛門の子供。佐々木玲園とは兄弟弟子。
    居眠り磐音江戸双紙 第五巻 龍天ノ門 第五章 両国春風一陣 p296
   同名の人物:
    松平乗邑 延享2年(1745)吉宗に老中を罷免された人物です。
     居眠り磐音江戸双紙 第四十八巻 白鶴ノ紅 第四章 老中罷免 p199

14.ただあき
   小野次郎右衛門忠明 小野派一刀流始祖。前名は神子上典膳吉明。
    居眠り磐音江戸双紙 第六巻 雨降ノ山 第二章 夏宵蛤町河岸 p103
   同名の人物:
    大久保忠顕 お香奈の奉公先主人。
     居眠り磐音江戸双紙 第十二巻 探梅ノ家 第二章 水仙坂の姉妹 p114

15.よしあき
   神子上典膳吉明 小野派一刀流始祖。小野次郎右衛門忠明の前名
    居眠り磐音江戸双紙 第六巻 雨降ノ山 第二章 夏宵蛤町河岸 p103
   同名の人物:
    最上義光 山形藩最上家藩主。
     居眠り磐音江戸双紙 第二十六巻 紅花ノ邨 第三章 花摘む娘 p149

16.かつひで
   斉藤伝鬼房勝秀 天流創始者
    居眠り磐音江戸双紙 第六巻 雨降ノ山 第四章 鈴音大山不動 p263
    p.    263                                                                    
17.としとし
   柳生兵庫助利巌 柳生新陰流流祖。
    居眠り磐音江戸双紙 第七巻 狐火ノ杜 第一章 紅葉狩海晏寺 p46

18.ときのぶ
   草深甚四郎時信 深甚流の流祖。深甚流天狗小太刀の祖流祖。
    居眠り磐音江戸双紙 第七巻 狐火ノ杜 第五章 極月王子稲荷 p336

19.むねもり
   村山大膳太夫宗守 中条流。吉奈の唐次郎の用心棒。
    居眠り磐音江戸双紙 第八巻 朔風ノ岸 第三章 早春下田街道 p201

20.たけとも
   長久保一円武智 三徳流免許皆伝。吉奈一家の軍師。
    居眠り磐音江戸双紙 第八巻 朔風ノ岸 第三章 早春下田街道 p209

21.くにあきら
   桂川甫周国瑞 奥医師蘭方医。十八大通の一人。桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました。
    居眠り磐音江戸双紙 第九巻 遠霞ノ峠 第五章 八丁堀三方陣 p277

22.みつなか
   池田勝五郎光仲 鳥取藩の藩祖と言われています。
    居眠り磐音江戸双紙 第十巻 朝虹ノ島 第二章 夜風地引河岸 p130

23.ただため
   江連兜太郎右衛門忠為 日金の欽五郎の用心棒。
    居眠り磐音江戸双紙 第十巻 朝虹ノ島 第四章 湯煙豆州熱海 p276

 

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