居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

199.居眠り磐音 登場人物まとめ 41:45巻 20210901

さ-19-52・居眠り磐音江戸双紙 第四十五巻 空蟬ノ念 登場人物まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。
居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻・各章に出てくる人達を 紹介します。
「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第四十五巻 空蟬ノ念は
第一章 肘砕き新三
第二章 三つのお守り札
第三章 お稲とお杏
第四章 小梅村の宴
第五章 老武者の妄念
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 40名 53名 52名 48名 44名 です。
登場人物まとめ 38からは まとめ方をちょっと変えて 姓名がちゃんと出ている 〇〇家とか 〇〇一派などの名前〇〇は記録することにしました。
紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
お杏 福岡箱崎屋次郎平の3女。松平辰平と将来を誓っています
小田平助 戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番
神原辰之助 神原主計の嫡男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟
雑賀霧子 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人。重富利次郎と将来を誓っています
坂崎磐音 江戸にもどって小梅村の今津屋の寮に尚武館道場を開いています
坂崎おこん 金兵衛の娘。今津屋奥向き奉公人。速水左近養女。佐々木磐音と結婚。そして坂崎おこんとなっています
佐々木玲圓 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父。家基に殉じて自裁
重富利次郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。豊後関前藩家臣となります
田沼意次 老中。遠江相良藩
田沼意知 田沼意次の子。若年寄
徳川家基 徳川家治の世子。享年21歳
松浦弥助 元公儀隠密。霧子の師匠。坂崎磐音と主従の誓いをたてました
松平定信 白川藩松平家3代藩主。26歳。御三卿田安家初代徳川宗武の7男。徳川吉宗の孫
松平辰平 松平喜内の次男。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟。箱崎屋次郎平の三女お杏と将来を誓っています
の14名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
川股新三郎(1235) 肘砕き新三。直心影流。長沼正兵衛綱郷の直弟子。御馬場番士の倅
○佐野善左衛門政言(1235) 直参旗本。新番士。田沼意知に刃傷を行ないました
次郎平(2345) 筑前博多の大商人。9代目箱崎屋次郎平
田丸輝信(1234) 直参旗本三男坊。小梅村尚武館坂崎道場住み込み門弟
徳川吉宗(2345) 8代将軍。紀州にいたころは頼方
長沼活然斎(1235) 斎藤正兵衛綱郷。直心影流3代目
の6名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
逸見源造(145) 小梅村尚武館坂崎道場門弟。本所松倉町の御家人徒組70俵5人扶持逸見家嫡男
お佐紀(234) 両替商今津屋内儀
桂川甫周国瑞(235) 御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました
季助(345) 尚武館の門番
吉右衛門(234) 両替商今津屋主人
木下一郎太(235) 南町定廻り同心。瀬上菊五郎の次女菊乃と祝言をあげました
小吉(234) 船宿川清の船頭
坂崎空也(124) 磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生。
おえい(245) 佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
徳川家治(235) 徳川10代将軍
羽田六平太(145) 小梅村尚武館坂崎道場門弟。遠江横須賀藩西尾家の小姓。信濃小諸流小太刀を学んでいました
速水右近(145) 速水左近の次男。小梅村尚武館坂崎道場門弟
松平お稲(234) 松平喜内の妻
松平喜内(234) 旗本870石。松平辰平の父。若年寄支配御小納戸衆奥之番
由蔵(234) 今津屋老分番頭
の15名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
一造(35) 本材木町木戸番小屋の番太
関羽(35) 中国後漢末期、蜀漢の将軍。蜀漢創始者である劉備に仕えました
金兵衛(12) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
笹塚孫一(12) 渡辺裕五郎南町奉行所与力
設楽小太郎貞綱(15) 直参旗本2150石。小梅村尚武館坂崎道場門弟
鈴木清兵衛(34) 江戸起倒流。御鉄砲御箪笥奉行
竹村早苗(23) 竹村武左衛門長女。宮戸川の奉公から小梅村尚武館に戻っています
田安宗武(35) 徳川吉宗の次男。国学者歌人。種姫の実父。松平定信の父
張飛(35) 中国後漢末期から三国時代の蜀の将軍、政治家。劉備の挙兵に当初から付き従った人物
猫田金次郎(12) 北町奉行所内与力。以前牢屋敷で拷問蔵同心だでした。中条流槍術
速水左近(15) 佐々木玲園剣友。佐々木玲園道場客人。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門とお佐紀仲人。奏者番
速水杢之助(15) 速水左近の嫡男。小梅村尚武館坂崎道場門弟
○松平定邦(23) 白川前藩主。松平定信の養父
松平寅之助(23) 松平辰平の兄。2歳上。御小納戸見習いとして出仕
吉田久兵衛(24) 吉田久兵衛保年 黒田藩前国家老
吉田保恵(24) 筑前福岡藩黒田家家臣。吉田九兵衛嫡男
依田鐘四郎(15) 磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になりました。依田家婿養子
渡辺裕五郎(12) 半年ほど佐々木道場門弟だった。北町奉行所同心。猫田金次郎の仲間
の18名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
丹次郎(1) 逸見丹次郎。逸見源造の父親
織田信長(1) 戦国武将
小野寺元三郎(1) 出羽本庄藩六郷家家臣。小梅村尚武館坂崎道場門弟
河出慎之輔(1) 豊後関前藩御先手組組頭
河出舞(1) 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹
小林琴平(1) 豊後関前藩家臣。舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました
小林奈緒(1) 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます
坂崎睦月(1) 磐音とおこんの長女。天明3年(1783)1月15日生まれ
宍戸文六(1) 豊後関前藩元国家老。ここでは--一派とある
長沼国郷(1) 直心影流2代目
長沼正兵衛綱郷(1) 旧名斎藤正兵衛。直心影流3代目。活然斎
の11名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第二章では
市五郎(2) 箱崎屋次郎平に従ってきた荷運び
おかね(2) 箱崎屋次郎平に従ってきた女衆
桂川桜子(2) 因幡鳥取藩織田宇多右衛門息女。桂川甫周の妻女になりました
吉良上野介(2) 高家筆頭
兼造(2) 箱崎屋次郎平に従ってきた手代
耕右衛門(2) 船宿川清の7代目主人
豪右衛門(2) 黒田家御用達室町の筑前博多屋主人
品川幾代(2) 品川柳次郎母親
正助(2) 箱崎屋次郎平に従ってきた手代
○菅公(2) 菅原道真134p湯島天満宮の祭神
竹村勢津(2) 竹村武左衛門妻
竹村武左衛門(2) 元伊勢。津藩藤堂家家臣。今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番になる
藤原時平(2) 菅原道真を左遷に追い込みました
の13名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第三章では
池田一郎次(3) 松平喜内家若党
池本(3) 船宿川清にきた某家用人
磯次(3) 池本用人を案内してきたやくざの親分の子分
お艶(3) 両替商今津屋主人吉右衛門の妻
お蝶(3) 船宿川清の女将
角田彦兵衛(3) 松平喜内の用人
亀(3) 池本用人を案内してきたやくざの親分の子分
木下三郎助(3) 木下一郎太の父親
茂三(3) 松平喜内家門番
甚吉(3) 池本用人を案内してきたやくざの親分
新三郎(3) 今津屋振場役番頭。今津屋の3番手番頭に昇進している
戸田忠寛(3) 下野宇都宮藩藩主因幡守。大阪城代
豊蔵(3) 白川藩江戸藩邸の中間頭。佐野善左衛門と碁を打ちます
福坂俊次(3) 豊後日出藩木下家分家立石領5000石領主の弟。18歳。福坂実高の養子。日出藩で東軍流を学びました
の14名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第四章では
井上正太(4) 浪人。小梅村尚武館坂崎道場門弟
おすな(4) 神田橋のお部屋様(おすな)。田沼意次の愛妾。姥捨ての郷で殺されました
空海(4) 弘法大師
黒田斉隆(4) 黒田藩52万石9代目藩主。6歳。天明2年12月19日就位
黒田治高(4) 黒田藩52万石8代目藩主。藩主就位半年後29歳で死亡
黒田治之(4) 黒田藩52万石7代目藩主。天明元年(1781)29歳で死亡
黒田敬高(4) 筑前福岡藩江戸家老
弘法大師(4) 空海
定秀(4) 豊後の国の僧。英彦山三千坊の学頭。刀鍛冶。行平の父
恒柿智之助(4) 木挽町江戸起倒流鈴木清兵衛道場元門弟。御家人次男。小梅村尚武館坂崎道場門弟
平林豹助(4) 福岡藩黒田家家臣
深水三左衛門(4) 直参旗本300石元御番組
福坂実高(4) 豊後関前藩藩主。
三浦重忠(4) 紀伊家御付家老。紀州藩五家の一つ
神亀(4) 箱崎屋次郎平の妻
行平(4) 豊後の国の刀鍛冶。定秀の子
の16名

5つの章の内 1つの章のみに名前があるのは 第五章では
荒下田一平(5) 桂川甫周国瑞の見習い医師
鵜飼百助(5) 刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組
太田資愛(5) 若年寄。備後守。遠江掛川藩5万石藩主
木下菊乃(5) 瀬上菊五郎の次女。木下一郎太の妻女
佐々木国為(5) 佐々木玲圓道場に埋められていた短刀の茎に刻まれていた佐々木家初代の名前
徳川家康(5) 江戸幕府初代将軍
長谷部国重(5) 南北朝期の山城国の刀工。織田信長が愛用したへし切長谷部を鍛造
松平忠郷(5) 大目付対馬守。前職は勘定奉行
康継(5) 将軍家の抱え刀鍛冶。美濃国関派の系譜を引く刀工
の9名 の計63名でした。


第四十五巻に出てくる人物は 116名で 延べでは238名でした。
記録間違えもあるかもしれないので 238名くらいかな? で許してください。

 

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