居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

191.居眠り磐音 登場人物まとめ 33:37巻 20210731

さ-19-42・居眠り磐音 江戸双紙 第三十七巻 一矢ノ秋 登場人物 まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 「イワネ」にハマリました。

居眠り磐音 江戸双紙読本(さ-19-26)の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 各章に出てくる人達を 紹介します。

「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第三十七巻 一矢ノ秋は
第一章 春之章 桜鯛さわぎ
第二章 夏之章 早苗蜻蛉
第三章 秋之章 ぴらぴら簪
第四章 冬之章 七人の侍
第五章 再び春之章 決戦
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 39名 44名 53名 50名 43名 です。
〇〇家などの名前〇〇は 省略したりしているので 「名前」とすると もう少し増えるかもしれませんが 大目に見てください。

紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
おすな 神田橋のお部屋様。田沼意次の愛妾
小田平助 戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番
霧子 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人
坂崎磐音 佐々木玲園の養子になる。佐々木磐音。小梅村を出て旅に出ている。坂崎姓に戻っている
坂崎おこん 金兵衛の娘。磐音と祝言をあげる
重富利次郎 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟
田沼意次 老中。遠江相良藩主。明和4年(1767)家治の側用人になる
松平辰平 松平喜内の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟
弥助 薬売り・朱肉売りに扮装。公儀隠密。霧子の師匠
の9名

第⼀章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
お清(2345) 姥捨の郷の巫女頭を務めていた梅衣のお清
金兵衛(1234) 金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
弘法大師空海(2345) 
空也(1234) 磐音とおこんの嫡子。安永9年(1780)元旦に誕生
鷹次(2345) 姥捨ての郷の子供の一人
徳川家治(1245) 徳川10代将軍
徳川家基(2345) 徳川家治の世子。宝暦12年(1762)生まれ
雹田平(2345) 田沼家の家系図作りを頼まれている。坂崎磐音暗殺団の頭分
光然(2345) 室町光然。奥之院副教導
由蔵(1234) 今津屋老分番頭
の10名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第⼀章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
○岩千代(245) 和歌山藩8代重倫の次男。寛政元年(1789)治宝となる。和歌山藩10代藩主
桂川桜子(134) 因幡鳥取藩織田宇多右衛門息女。桂川甫周の妻女になりました
桂川甫周国瑞(134) 御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました
吉右衛門(135) 両替商今津屋主人
木下一郎太(134) 南町奉行所定廻り同心
雑賀聖右衛門(235) 姥捨の郷の年神
雑賀草蔵(245) 雑賀衆男衆頭。京の高瀬川一之船入そば丹問屋紀伊姥捨屋主人
佐々木おえい(234) 佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
佐々木玲圓(234) 直心影流道場主。山田平左衛門光徳一風斎の直弟子。磐音の養父となります。家基に殉じて自裁
笹塚孫一(134) 南町奉行所与力
○佐野善左衛門政言(134) 直参旗本。新番組
品川お有(134) 品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女。柳次郎と所帯を持って一年余りになりました
品川柳次郎(134) 御家人品川清兵衛次男。今津屋用心棒仲間。お有と所帯を持って一年余りになりました
清水平四郎(234) 坂崎磐音の偽名。小田原藩大久保家陪審の名前を借りています。
竹蔵(134) 地蔵の竹蔵。御用聞き。地蔵蕎麦の亭主
竹村武左衛門(134) 元伊勢・津藩藤堂家家臣。今津屋用心棒仲間。陸奥磐城平藩下屋敷門番になりました
田沼意知(124) 田沼意次の子
中島三郎清定(234) 尾州茶屋家の大番頭。尾州茶屋家当主の叔父。
の18名

第⼀章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
お京(34) 下谷茅町の料理茶屋の先代女将。忍の祖母
おつな(24) 雹田平の手下。番頭格。木枯らしの狐助針糸売り。霧子に斃されました
幸吉(13) 鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公。この章で小僧から職人になりました
剛之助(45) 雑賀衆男衆の一人。鍛冶
榊原兵衛左ヱ門(45) 新宮藩水野家前城代
思円(23) 姥捨ての郷の雑賀寺の和尚
品川幾代(13) 品川柳次郎母親
竹村早苗(13) 竹村武左衛門長女。尚武館閉鎖の後宮地川へ奉公に入っています
多治七蔵(34) 佐野善左衛門政言の用人
茶屋四郎次郎清延(23) 京の茶屋中島家本家。徳川幕府初期の三大長者の一人
蔦助(45) 姥捨の郷の若者。三十里走りの蔦助
時三郎(45) 雑賀衆男衆の一人。猪狩りの名人
徳川治済(24) 御三卿一橋家
○徳川豊千代(24) 徳川治済の子。家治の養子になります。徳川家斉
の14名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
阿古屋三蔵 後藤房之介に雇われた浪人の一人
お佐紀 両替商今津屋内儀
おのぶ 金兵衛の女房
おはつ おそめの妹。おそめの後を受けて今津屋に奉公
桂川伊一郎 桂川甫周と桜子の嫡男
銀五郎 佐々木道場を改築した大工の頭領
後藤房之介 田沼家普請奉行配下
品川和一郎 品川柳次郎兄。家出後戻っていない
太公望 呂尚(りょ しょう)。紀元前11世紀ごろの古代中国。周の軍師、後に斉の始祖
常 佃島の漁師。竹蔵の馴染み
鉄五郎 鰻蒲焼き宮戸川親方
六間保利左衛門 坂崎磐音の偽名。桂川甫周に宛てた手紙の差出人
の12名

第ニ章では
伊造 雑賀衆男衆の一人助年寄。東田の伊造
宇吉 雑賀衆男衆の一人。熊獲り名人
儀助 雑賀衆男衆の一人。和歌山で左官を営んでいます
空海 弘法大師空海
光格天皇 安永10年4月2日に天皇即位に合わせて天明元年となる
江次 雑賀衆男衆の一人
坂崎正睦 豊後関前藩中老→豊後関前藩国家老。磐音の父
勢太郎 姥捨ての郷の雑賀衆の一人
武三郎 雑賀衆男衆の一人
太郎平 雑賀衆男衆の一人。根っこの太郎平
徳川家重 9代将軍
平賀唯助義勝 刈谷宿称名寺で磐音と涼念の話を聞いた武芸者。磐音を倒せば田沼に仕えられると考えている。自称平賀無頼流.磐音に斃されました
の12名

第三章では
石河季三次 尾張藩藩道場道場主。尾張藩重臣
河出慎之輔 豊後関前藩御先手組組頭
河出舞 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹
季助 尚武館の門番
小林琴平 舞・奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました
小林奈緒 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます
椎葉佐太郎 椎葉お有の弟。椎葉家嫡男
竹腰忠親 尾張藩御付家老。両家年寄。山城守。今尾城主
竹村勢津 竹村武左衛門妻
鶴吉 花川戸の三味線造り三味芳四代目芳造の次男。三味芳六代目。浅草聖天町に店を持ちました
秀吉 姥捨ての郷の田守
松吉 宮戸川下職。鰻割き
雄太 姥捨ての郷の子供の一人
の13名

第四章では
池原雲伯 御典医漢方医
鵜飼百助 刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組。
おかね 雑賀衆女衆の一人
雑賀泰造日根八 田沼意次支配隠密下忍集団雑賀衆総頭。四方泰流
柴太郎 姥捨ての郷の子供の一人
真吉 雑賀衆男衆の一人。丹の採掘夫
の6名

第五章では
岩五郎 雑賀衆男衆の一人。遊軍頭。掘り抜きの岩五郎
丑松 種吉とおさんの倅。ひょろりの丑松
おさん 雑賀衆女衆の一人。種吉の女房
吉三郎 姥捨の郷を捨てた雑賀衆男衆の一人。元呉服屋手代
後藤庄三郎 御金改役
雑賀甚八 姥捨の郷を捨てた雑賀衆男衆の一人。表具師
参吉 姥捨の郷を捨てた雑賀衆男衆の一人。一丁の参吉とある。猟師
崇源院 徳川秀忠正室
種吉 雑賀衆男衆の一人。おさんの亭主
伝蔵 雑賀衆男衆の一人。川の道二ノ口の小頭。吹雪の伝蔵
徳川秀忠 二代将軍
丹生都比売 丹の女神。丹生神社の祭神
尼助 雑賀衆男衆の一人。掘り抜きの岩五郎の腹心
八右衛門 京の茶屋中島家本家の大番頭
髭田六左衛門 田沼意次の新しい用人
北条政子 鎌倉幕府を開いた源頼朝の妻
松造 雑賀衆男衆の一人。大阪に奉公。切込みの松造
明甚 雑賀衆男衆の一人。海の道一ノ口の小頭
霊元天皇 第112代天皇
の19名で 計62名

第37巻には 延べ229名が出てきました。
磐音やおこんのように複数の名前で出ていたり 丹生都比売のように神さまを入れちゃってたりしているので 229名くらいかなと思ってください。

 

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