居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

187.居眠り磐音 登場人物まとめ 29:33巻 20210531

居眠り磐音江戸双紙 33巻 登場人物まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
奥さんと二人 磐音にはまりました。

さ-19-26 居眠り磐音江戸双紙読本 の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 各章に出てくる人達を 紹介します。

「決定版」が 文春文庫から出版されていますが ここでは 「双葉文庫版」を底本とします。

第三十三巻 孤愁ノ春(さ-19-38)は
第一章 弔いの日々
第二章 長屋の花見
第三章 川留め
第四章 遠湖騒乱
第五章 弥助走り

で構成されています。
1章65名 2章58名 3章45名 4章28名 5章42名
これらの章の 登場人物は 第一章から順に 65名 58名 45名 28名 42名です。
〇〇家などの名前〇〇は 省略したりしているので 「名前」とすると もう少し増えるかもしれませんが 大目に見てください。

紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。

 

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
佐々木磐音 佐々木玲園の養子になる。佐々木磐音。和泉常信の家来清水平四郎の名前をつかう。この巻で坂崎姓に戻ることを称名寺住持涼念に勧められる
佐々木おこん 金兵衛の娘。佐々木おこんとなっている。前章の終わりで小梅村を出て旅に出ている。この巻で小清水屋右七から清水平四郎の妻いねの名前の武家手形を受け取る
佐々木玲圓 直心影流道場主。磐音の養父となる。家基に殉じて自裁
田沼意次 老中。遠江相良藩主。明和4年(1767)家治の側用人になる
松浦弥助 薬売り。朱肉売りに扮装する公儀隠密。霧子の師匠
の5名

第一章から第五章の中で4つの章に出てくるのは
金兵衛(1245)金兵衛長屋の大家。おこんの父親。どてらの金兵衛
佐々木おえい(1235) 佐々木玲園内儀。玲圓とともに自裁
清水平四郎(2345) 佐々木磐音の偽名。和泉常信の家来清水平四郎の名前を貸りて手形を作りました。
徳川家治(1345) 徳川10代将軍
徳川家基(1235) 徳川家治の世子。鷹狩の帰りに死亡。享年19歳
雹田平(2345) 田沼家の家系図作りを頼まれている。坂崎磐音暗殺団の頭分
の6名
( )内の数字は登場している章の番号です。(以下も同じです)

第一章から第五章の中で3つの章に出てくるのは
小田平助(123) 戸田天信正流槍折れ。福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の5男。尚武館客分。自称尚武館門番
桂川甫周(135) 桂川甫周国瑞。御典医桂川甫三国訓の嫡男。織田桜子と祝言をあげました。
亀吉(125) 金兵衛長屋住人。青物の棒手振り
季助(123) 尚武館の門番
霧子(345) 元雑賀衆。佐々木道場住み込み門弟の一人
○佐野善左衛門政言(123) 直参旗本
品川柳次郎(123) 御家人品川家当主。若年寄支配小普請組三組所属70俵5人扶持。磐音とは今津屋用心棒仲間
清水いね(345) 佐々木おこんの偽名。金兵衛の娘
陣内城吉宗世(345) 御小姓組二ノ組組頭。柳生新陰流若年寄支配下小姓組組頭
竹村武左衛門(123) 元伊勢。津藩藤堂家家臣。磐音とは今津屋用心棒仲間
常次(125) 金兵衛長屋住人。左官
速水左近(135) 佐々木玲園道場客人。大身旗本。三千石高。今津屋吉右衛門お佐紀仲人。御側御用取次を罷免謹慎中
右七(234) 小田原脇本陣小清水屋主人。お佐紀の父親。磐音とおこんに清水平四郎・いねの名前で手形を用意しました。
の13名


第一章から第五章の中で2つの章に出てくるのは
池原雲伯(35) 御典医漢方医
磯部虎之助(34) 陣内城吉宗世に従って磐音を追ってきた幕府御小姓組の一人
糸旗弦兵衛(45) 相良藩城代家老是牟田の用人
お京(13) 下谷茅町の料理茶屋の先代女将。忍の祖母
お佐紀(12) 両替商今津屋内儀
菊村新八郎(34) 陣内城吉宗世に従って磐音を追ってきた幕府御小姓組の一人
吉右衛門(12) 両替商今津屋主人
木下一郎太(12) 南町奉行所定廻り同心
幸吉(24) 鰻採り名人。磐音の江戸暮しでの師匠。宮戸川へ奉公
笹塚孫一笹塚(12) 南町奉行所年番方与力。
椎葉お有(12) 品川柳次郎の幼馴染み。椎葉弥五郎の長女
重富利次郎(13) 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男。佐々木玲園道場住み込み門弟。安永7年(1778)師走前土佐城下に父に同行して帰着
清水いね(24) 小清水屋右七の手配でおこんに名前を貸しました。
清水平四郎(24) 和泉常信の家来。磐音の道中手形を作るため名前を貸しました
四郎兵衛(12) 吉原会所頭分
竹蔵(12) 地蔵の竹蔵。御用聞き。地蔵蕎麦の亭主
竹村早苗(12) 竹村武左衛門長女。尚武館へ奉公に入っていました。
鉄五郎(12) 鰻蒲焼き 宮戸川親方
徳三(25) 金兵衛長屋住人。植木職人
蓮池仁斎(45) 大筒の名人。相良藩田沼家鉄砲組を指導
藤田覚之助(34) 陣内城吉宗世に従って磐音を追ってきた幕府御小姓組の一人
○牧野成賢(12) 南町奉行大隅
松岡三蔵(12) 南町奉行所内与力。この時新任
○松平武元(12) 本丸老中首座。右近将監。上野館林藩
由蔵(12) 今津屋老分番頭
依田鐘四郎(13) 磐音の兄弟子。依田お市と夫婦になりました。依田家婿養子。西の丸近習衆を罷免小普請組の降格
の26名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
阿部正允 豊後守
板倉勝清 老中。田沼意次より先任。佐渡
一太郎 今津屋吉兵衛。お佐紀嫡男
お茅 下谷茅町の料理茶屋の当代女将。忍の母
加納久堅 遠江
河出慎之輔 御先手組組頭
河出舞 河出慎之輔の妻(旧姓小林)。小林琴平の長妹
日下伊三郎 御目付。速水左近に蟄居を命じに来ました。
源慶 近江三井寺の住持。小梅村の田中稲荷を再興
弘法大師 小梅村の田中稲荷を勧請した
小林琴平 舞。奈緒の兄。上意打ちで磐音に斃されました。
酒井忠香 飛騨守
酒井忠休 石見守
坂崎正睦 豊後関前藩中老→豊後関前藩国家老。磐音の父
品川幾代 品川柳次郎母親
忍 下谷茅町の料理茶屋の孫娘
清願 品川家菩提寺竜眼寺の住職
竹村勢津 竹村武左衛門妻
坂崎照埜 坂崎磐音の母親。
徳川家重 9代将軍
鳥居忠意 丹波
中川淳庵 若狭小浜藩士。蘭方医。本名玄鱗
速水右近 速水左近の次男。佐々木玲園道場門弟
速水杢之助 速水左近の嫡男。佐々木玲園道場門弟
福坂実高 豊後関前藩藩主。
堀田頼康 播州赤穂藩士起倒流創始者
松平辰平 松平喜内の次男。佐々木玲園道場門弟。武者修行中。福岡にきています。
松平康福 周防守。老中
水野忠友 家治御近側習
無心 上野東照宮別当寒松院の住持
山野井観兵衛 直信流。田沼雇われた刺客.同道の5人とともに磐音に斃されました。
の31名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第二章では
赤木儀左衛門 お艶の兄。子安村庄屋9代目
和泉常信 小田原藩町奉行
鵜飼百助 刀剣研師。天神髭の百助。御家人小普請組
遠藤冶武衛門 丹波園部藩小出家家臣。尚武館の古い門弟
お艶 両替商今津屋主人吉右衛門の妻
大久保 小田原藩藩主
大河内又輔 本丸老中首座松平武元の使者
大塚左門 小田原藩近習230石
香奈 お香奈。小田原脇本陣小清水屋主人右七の長女
おすな 神田橋のお部屋様。田沼意次の愛妾
おのぶ 金兵衛の女房
おまん 幸吉の鰻捕り仲間だった新太の妹
五作 水飴売り。金兵衛長屋住人の一人
奈緒 小林琴平の末妹。磐音の許嫁。白鶴太夫。山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます。
笹間 箱根関所の役人
三八 幸吉の鰻捕り仲間だった新太の弟
繁三 周防丸の炊き方
千吉 箱根路の山駕籠駕籠かき
鶴吉 花川戸の三味線造り三味芳四代目芳造の次男。三味芳六代目。浅草聖天町に店を持ちました。
畑右衛門 箱根路畑宿茶屋本陣茗荷屋の主人
文吉 鉄砲洲河岸の船問屋江戸一が持つ周防丸の主船頭。店をたたんだ旧主から周防丸を譲り受けています。
○三浦庄司 田沼意次用人
吉村作太郎 大塚左門を追ってきた改革派の仲間。小田原藩近習。心形刀流藩道場師範代
の23名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第三章では
赤井主水正 御小姓組
井筒遼次郎 井筒洸之進次男。坂崎家への養子入りが決まっている。佐々木玲園道場門弟。住み込み門弟となっています。
○井上寛司 田沼意次用人
岩城小次郎 幕府御小姓組。尚武館門弟
小沢定八 島田宿前週康泰寺門前旅籠の主人
おそめ 幸吉の幼なじみ。唐傘長屋住人。今津屋に奉公していた。縫泊屋江三郎親方に弟子入りをしています。
おとら 小梅村の今津屋御寮の留守番。十吉の女房
神原辰之助 神原主計の嫡男。尚武館住み込み門弟
銀 銀の字。島田宿で川留めにあっている無宿人の一人
江三郎 呉服町の縫箔屋の親方。三代目
重富為次郎 重富百太郎の実弟.分家家長。土佐高知藩追手門御槍奉行
重富百太郎 土佐高知藩20万石山内家家臣。重富利次郎の父。江戸藩邸近習目付。370石
十吉 小梅村の今津屋御寮の留守番
田丸輝信 直参旗本三男坊。佐々木玲園道場住み込み門弟
中居半蔵 豊後関前藩元御直目付。新たに藩物産所組頭を拝命
仁助 早足の仁助。豊後関前藩の小者。連絡係
兵衛 幕臣小姓組。磐音の追手の一人
の17名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第四章では
北村板太夫 陣内城吉宗世に従って磐音を追ってきた幕府御小姓組の一人
是牟田力蔵 相良藩城代家老
茂十 江戸から相良に雇われてきた左官職人
蔵六 相良城下の旅籠屋波津屋主人
玉村兵衛 陣内城吉宗世に従って磐音を追ってきた幕府御小姓組の一人
春田祥兵衛 陣内家家臣
本多忠晴 宝永7年(1710)三河伊保から遠江榛原郡相良に転封して相良藩を起こしました。
の7名

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第五章では
今川義元 
薄井伝五兵衛 岡崎藩御徒頭
おくま 金兵衛長屋住人。付け木売り
おたね 水飴売りの五作の女房
織田信雄 
織田信長 天正10年(1582)4月3日恵林寺を火攻めしています。
佐々木宗達 佐々木玲園の父。
十兵衛 今切の渡し船船頭
土井利信 三河西尾から刈谷藩へ入封
土井利徳 刈谷藩土井家2代藩主。この章では当代
徳川家康 徳川家康天正18年(1590)年 8月江戸入府
豊臣秀吉 太閤。関白
中司忠音 岡崎藩本多家近習衆
本多中務大輔 岡崎城
本多隼人 本多家分家頭領
○松平於大 松平広忠の妻。徳川家康の母。三河刈谷宿の出
松平信明 三河吉田城城主
松平広忠 徳川家康の父。三河松平郷から三河全体を平定した松平家8代
水野勝成 刈谷藩初代城主
涼念 浄土宗鎮西派称名寺住持。佐々木玲圓。おえいの弔いの後磐音に坂崎姓に戻ることを勧めました。
の20名 

計148名で 第33巻に出てくる人物名は延べ238名になりました。

 

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