居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

156.居眠り磐音 登場人物まとめ18:22巻 20200927

居眠り磐音江戸双紙 22 荒海ノ津 登場人物 まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
さ-19-26 居眠り磐音江戸双紙読本 の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 各章に出てくる人達を 紹介します。

第二十二巻 荒海ノ津 は
第一章 隠居老人 
第二章 博多便り 
第三章 大股の辻 
第四章 恋の芽生え 
第五章 幸せ橋 
で構成されています。

これらの章の 登場人物は 第一章から順に 36名、50名、38名、35名、50名です。
〇〇家などの名前〇〇は 省略したりしているので 「名前」とすると もう少し増えるかもしれませんが 大目に見てください。

紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 説明を加えました。


居眠り磐音江戸双紙 22 荒海ノ津 登場人物

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
 おこん  金兵衛の娘.今津屋の奥向き奉公人.関前藩坂崎家で磐音と仮祝言をしました
 坂崎磐音  金兵衛長屋住人.今津屋用心棒.宮戸川鰻割き.今津屋後見.安永6年(1777)6月末鰻割きをやめる.関前藩坂崎家でおこんと仮祝言をしました
 佐々木玲圓  直心影流道場主.山田平左衛門光徳一風斎の直弟子.長沼四郎左衛門徳郷と兄弟弟子.磐音の養父となることが決まっています
の3名です。

5章の内 4つの章に名前がでてくるのは
 下中お咲(1235) 荒戸の浜で襲われていた若侍の連れ.下中助左衛門の娘
 由蔵(2345) 今津屋老分番頭
 吉田久兵衛(1235) 吉田久兵衛保年.黒田藩前国家老.明和9年(1772)に隠居
の3名です。

5章の内 3つの章に名前がでてくるのは
 猪俣平八郎(235) 郡奉行直轄御茶屋奉行支配下手付.荒戸の浜でお咲と襲われていました
 お杏(135) 箱崎屋次郎平の末娘.17歳
 お佐紀(123) 両替商今津屋内儀
 小埜江六(135) 福岡藩藩士.佐々木玲園道場門弟
 おはつ(234) おそめの妹.おそめの後を受けて今津屋に奉公
 吉右衛門(123) 両替商今津屋主人
 坂崎正睦(125) 関前藩国家老.磐音の父
 椎葉お有(345) 品川柳次郎の幼馴染み.椎葉弥五郎の長女
 椎葉弥五郎(345) 御家人.学問所勤番組頭160石.お有の父親
 重富利次郎(124) 土佐高知藩山内家江戸藩邸近習目付重富百太郎の次男.佐々木玲園道場門弟
 品川幾代(345) 品川柳次郎母親
 品川清兵衛(345) 品川柳次郎父親.御家人70俵5人扶持.屋敷に戻っていない
 品川柳次郎(345) 御家人品川清兵衛次男.今津屋用心棒仲間.この巻第五章で品川家の家督を相続しました。
 品川和一郎(345) 品川柳次郎長兄.家出後戻っていない
 次郎平(125) 筑前博多の大商人.9代目箱崎屋次郎平
 中野茂三郎(345) 小普請組組頭
 速水左近(245) 佐々木玲園道場客人.御側衆.大身旗本.三千石高.今津屋吉右衛門お佐紀仲人
 平林豹助(135) 福岡藩士.磐音と立ち合い稽古をした1番手
 八幡鉄之進(345) 御書院御番組頭.直参旗本730石.36歳
 愛蔵(235) 筑前博多の箱崎屋番頭
の20名です。

5章の内 2つの章に名前がでてくるのは
 佐々木おえい(24) 佐々木玲園内儀
 木下一郎太(45) 南町奉行所定廻り同心
 ○黒田長政(15) 慶長14年(1609)筥崎宮の鳥居を建立
 ○黒田治之(15) 黒田藩52万石7代目藩主.当代
 こい(15) こい婆.お杏の子守
 笹塚孫一(45) 南町奉行所年番方与力
 下中助左衛門(23) 播磨以来の黒田家家臣.大譜代.郡奉行.お咲の父親
 ○武田信玄(45) 武田晴信.甲斐の守護大名戦国大名.甲斐武田家第19代当主.武田信虎の嫡男
 竹村武左衛門(45) 元伊勢.津藩藤堂家家臣.今津屋用心棒仲間
 ○家康(14) 天正18年(1590)年8月江戸入府.元和2年(1616)4月17日死亡
 宮松(24) 今津屋小僧
 持田升魚(23) 丹石流.荒戸の浜で猪俣を襲った一人
 有地内蔵助(15) 福岡藩藩道場指南
 依田鐘四郎(14) 旧姓本多.磐音の兄弟子.依田お市と夫婦になる.依田家婿養子
 利兵衛(45) 品川家の扶持米を預かる札差屋.鹿島屋利兵衛
の15名です。

5章の内 1つの章のみに名前があるのは 第一章では
 上巻兵衛  福岡藩士.磐音と立ち合い稽古をした3番手
 お艶  両替商今津屋主人吉右衛門の妻
 お神亀  箱崎屋次郎平の内儀
 黒澤源信  福岡藩士.信抜流
 ○黒田官兵衛  黒田藩藩祖.黒田孝高黒田如水
 ○黒田孝高  黒田官兵衛.慶長6年から12年(1601~1607)福岡城を築城
 ○小早川秀秋  関ヶ原の戦いで西軍から東軍に寝返る
 小林琴平  舞・奈緒の兄.上意打ちで磐音に斃されました
 佐藤史陽  福岡藩士.自薦申し出をして磐音と立ち合い稽古をした6番手.
 三郎助  箱崎屋次郎平の次男
 泉水三右衛門  福岡藩士.師範.磐音と立ち合い稽古をした5番手
 滝内正五兵衛  福岡藩大組頭
 太郎次  箱崎屋次郎平の長男
 東面三郎助  福岡藩士.磐音と立ち合い稽古をした2番手
 松平辰平  松平喜内の次男.佐々木玲園道場門弟
 三谷  福岡藩
 満吉季平次  福岡藩士.磐音と立ち合い稽古をした4番手
の17名

第二章では
 石原達庵  箱崎の医師
 お梅  箱崎屋次郎平の次女.櫨問屋紺野太兵衛の倅総一郎の妻
 お香津  箱崎屋次郎平の長女.博多石炭商麻生屋太郎左衛門の嫡男春太郎の妻
 おそめ  幸吉の幼なじみ.唐傘長屋住人.今津屋に奉公していた.縫泊屋江三郎親方に弟子入りをしています
 笠原至誠  無住心剣流.佐々木玲圓道場が尚武館となって初めての道場破り
 ○上泉秀綱  新陰流流祖.伊勢守
 勘十郎  博多の御用聞き.太宰の勘十郎.鬼勘の親分.仏の勘十郎
 虚伯大宣  本郷駒込竜光寺和尚
 紺野総一郎  櫨問屋紺野太兵衛の倅
 紺野太兵衛  櫨問屋主人
 三枝参坐  福岡藩元銀奉行
 島井市太夫  黒田藩家臣.藩財政立て直しに尽力
 ○田沼意次  老中.遠江相良藩
 太郎左衛門  博多石炭商.麻生屋太郎左衛門
 ○徳川家基  徳川家治の世子.宝暦12年(1762)生まれ.竹千代.正室のもとで養育.明和2年(1765)家基と改名
 富永甚左衛門  黒田藩家臣.藩財政立て直しに尽力
 ○豊臣秀吉  太閤.関白
 中戸信継  神伝一刀流.豊後関前での坂崎磐音の剣術師匠
 八田備中猛敏  疋田流槍術皆伝.尚武館となって初めての道場破り
 針ガ谷夕雲  無住心剣流創始者
 春太郎  博多石炭商.麻生屋太郎左衛門の嫡男
 東源之丞  豊後関前藩家臣。磐音の中戸道場先輩.郡奉行
 ○疋田豊五郎  疋田流槍術創始者
 ○福島正則  朝鮮出兵での功績で秀吉から日本号を下賜される
 文蔵  関前藩出入り商人.中津屋文蔵.両替商.長崎口物品商
 本多鐘四郎 佐々木玲園道場住み込み師範.磐音の兄弟子.依田お市と夫婦になる.依田家婿養子.この巻第一章ですでに依田鐘四郎になっている
 圭母里圭吾  黒田家御小姓.母里但馬守太兵衛の血族
 母里太兵衛  黒田家家臣.母里但馬守太兵衛.福島正則から日本号を飲みとり愛用する
 依田お市  一遊庵で絡まれた娘.依田新左衛門の娘.本多鐘四郎と祝言をあげました
 依田新左衛門  お市の父親.西の丸御納戸組頭
 林蔵  今津屋筆頭支配人
の31名

第三章では
 池内左門次  下中助左衛門の弟.以心流免許持ち.池内家の養子になっています
 ○味酒安行  菅原道真の門弟
 おとき  菊右衛門の家族
 菊右衛門  竹屋.次男と三男が平林家で奉公をしていました
 金兵衛  金兵衛長屋の大家.おこんの父親.どてらの金兵衛
 甲吉  池内左門次の中間
 奈緒  小林奈緒.小林琴平の末妹.磐音の許嫁.山形の紅花商人前田屋内蔵助に嫁いでいます
 参吉  米沢町の駕籠伊勢の駕籠かき
 次郎吉  菊右衛門の次男
 新三郎  今津屋振場役番頭
 ○菅原道真  平安時代の学者.政治家.延喜元年(901)
 田野倉  福岡藩御茶屋奉行
 蛭子命  
 ○藤原時平  摂政関白太政大臣藤原基経の長男
の14名

第四章では
 朝次  楊弓場金的銀的主人
 ○太田道灌  文明10年(1478)に平川天満宮を勧請
 おつね  今津屋の勝手女中
 おやす  品川和一郎の妻
 椎葉佐太郎  椎葉お有の弟.椎葉家嫡男
 竹蔵  地蔵の竹蔵.御用聞き.地蔵蕎麦の亭主
 田野村常鴛  田野村忠常.俳壇孤狐を主宰.旗本寄合4200石.筑後
 塚越  品川柳次郎に椎葉お有から手を引けと脅してきた小太りの浪人
 天慧  東叡山寛永寺円頓院の座主.天慧師.尚武館の扁額を揮毫
 浜村弾正  八幡鉄之進に雇われている浪人仲間の頭分
 山江  品川柳次郎に椎葉お有から手を引けと脅してきた痩身の浪人
の11名

第五章では
 跡部  大身旗本4300石寄合席.跡部能登
 宇吉郎  筑前博多の箱崎屋番頭
 応神天皇  筥崎宮の祭神
 おさよ  鉄五郎の女房.宮戸川女将
 幸吉  鰻採り名人.磐音の江戸暮しでの師匠.宮戸川へ奉公.宮戸川は六間堀北の橋詰にある
 ○小早川隆景  文禄3年(1594)筥崎宮の楼門を再建
 佐久間和春  小普請奉行.佐渡
 次平  宮戸川下職.鰻割き
 神功皇后  筥崎宮の祭神
 進作  宮戸川の職人.焼き方
 新太  幸吉の鰻捕り仲間.ちびの新太
 神武天皇  
 玉依姫命  筥崎宮の祭神
 鉄五郎  鰻蒲焼き 宮戸川親方
 新居浜猪之助  鹿島神伝流.錦織右京大夫の仲間
 錦織右京大夫  伊藤派一刀流.磐音に立ち会いを迫った武芸者.頭分
 日比野誠吾  神蔭流.錦織右京大夫の仲間.この章(22-5)で磐音に斃されました[125人目](321p)
 松吉  宮戸川下職.鰻割き
 弥助  薬売り.公儀隠密.霧子の師匠
の19名でした。

 

ちなみに 本巻では 同人異名を含めて133の名前が出てきます。
延べにすると 209名になりました。
とはいえ 本多鐘四郎と依田鐘四郎、黒田官兵衛黒田孝高は 同一人物なので 2名分は減じなくてはいけませんが 見落としがあるかもと思うと 人数は 概算ということで 許してください。

こんな調子で 紹介していくと 51巻が終わるまでには来年中に 終わるかどうか? 僕が生きているかどか? 不安になりますが 頑張ります。
登場人物を紹介した後 別の観点からの 紹介も浮かんでいますが どうなることやら。
不安になりますが 頑張ります。

 


(01410)
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