居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

141.居眠り磐音 登場人物まとめ3:7巻 20200615

居眠り磐音江戸双紙 07 狐火ノ杜(さ-19-07) 登場人物 まとめ

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。

さ-19-26 居眠り磐音江戸双紙読本 の176ページから191ページに 印象深い主な登場人物が 紹介されています。
印象深い主な登場人物だけでは 印象深くない また 主でない 登場人物がかわいそうなので 各巻 各章に出てくる人達を 紹介してみました。

居眠り磐音江戸双紙 一巻から6巻までは 第一章から第五章まで 別々に登場人物を紹介しましたが この七巻からは まとめて紹介しようかと思います。

第七巻 狐火ノ杜 は
 第一章 紅葉狩海晏寺
 第二章 越中島賭博船
 第三章 行徳浜雨千鳥
 第四章 櫓下裾継見世
 第五章 極月王子稲荷
で構成されています。

紹介する順序は 出てくるのが多い順で 名前の五十音順にします。
分かる範囲でなのですが 歴史上実在した人の前には 〇 を付けました。
名前の後に 簡単ですが 属性を載せました。

居眠り磐音江戸双紙 07 狐火ノ杜(さ-19-07) 登場人物

まず 第一章から第五章のすべての章に出てくるのは
 おこん  金兵衛の娘.今津屋の奥向きを任されている奉公人
 坂崎磐音  豊後関前藩元家臣.金兵衛長屋住人.宮戸川鰻割き.今津屋用心棒.今津屋後見
 笹塚孫一  南町奉行所年番方与力
の 3人でした。

5章の内 4章に名前があるのは
 おつね(1345) 今津屋の勝手女中
 木下一郎太(1235) 南町定廻り同心
 金兵衛(1235) 金兵衛長屋の大家.おこんの父親.どてらの金兵衛
 奈緒(1235) 小林琴平の末妹.磐音の許嫁.吉原で白鶴太夫となりました
 佐々木玲圓(1345) 直心影流道場主.磐音の師匠
 品川柳次郎(1245) 御家人品川清兵衛次男.今津屋用心棒仲間
 由蔵(1345) 今津屋老分番頭
の 7人でした。
名前の後の数字は 名前の出てきた章の番号です。

5章の内 3章に名前があるのは
 吉右衛門(135) 両替商今津屋主人
 鉄五郎(134) 鰻蒲焼き 宮戸川二代目親方.
 宮松(145) 今津屋小僧
の 3人でした。

5章の内 2章に名前があるのは
 お艶(13) 両替商今津屋主人吉右衛門の妻
 おたね(23) 水飴売りの五作の女房
 加兵衛(45) 馬喰町の湯屋能登屋主人
 佳代(45) 下条佳代。北割り下水の御家人下条竜太郎の内儀.野々村仁斎と懇ろになっています
 河出慎之輔(23) 豊後関前藩家臣。御先手組組頭
 舞(23) 河出慎之輔の妻(旧姓小林).小林琴平の長妹
 血覚(13) 血覚上人.江戸裏本願寺別院奇徳寺ゆかりと名のっています
 幸吉(14) 鰻採り名人.磐音の江戸暮しでの師匠
 小林琴平(23) 豊後関前藩家臣.舞・奈緒の兄.上意打ちで磐音に斃されました
 坂崎正睦(13) 関前藩国家老.磐音の父
 次平(12) 宮戸川下職.鰻割き
 新三郎(14) 今津屋振場役番頭
 ○杉田玄白(13) 若狭小浜藩藩医蘭方医
 竹蔵(25) 地蔵の竹蔵.御用聞き.地蔵蕎麦の亭主
 長太郎(23) 真中の玄五郎の息子
 鶴吉(23) 加賀金沢の愛蔵の知り合い.花川戸の三味線造り三味芳四代目芳造の次男
 中居半蔵(13) 豊後関前藩家臣.藩物産所組頭
 ○中川淳庵(13) 若狭小浜藩士.蘭方医.本名玄鱗
 野々村仁斎(45) 馬喰町の湯屋能登屋の二階で会合を持つ仲間.当流居合い.この巻第4章279pで磐音に斃されました[69人目]
 白鶴(12) 江戸吉原丁子屋での奈緒源氏名
 福坂実高(13) 豊後関前藩藩主
 不忍坊(13) 江戸裏本願寺別院奇徳寺僧都.岸流不忍坊.第4巻1章70pで磐音に斃されました[44人目]
 ○前野良沢(13) 豊前中津藩蘭医
 松吉(12) 宮戸川下職.鰻割き
 和七(34) 今津屋支配人
の 25人でした。

5章の内 1章のみに名前があるのは 第一章では
 今上  金森右京の仲間
 岩光  金森右京の仲間
 小笠原香太郎  小笠原家嫡男
 小笠原総次郎  交代寄合の次男.3000石以上の直参旗本.洗心流
 お菊  海晏寺近くの茶屋壱兆庵の女将
 おそめ  幸吉の幼なじみ.唐傘長屋住人
 金森右京  金森仁右衛門の子
 金森仁右衛門  旗本3700石
 小吉  船宿川清の船頭
 ○後深草天皇  建長3年(1251)当時の天皇
 ○最明寺時頼  北条時頼.鮫洲海晏寺にモミジを植えました.最明寺時頼入道.朝臣
  田上醍三郎  直参旗本
 ○徳川義直  尾張藩初代藩主
 長野五郎右衛門  長野五郎右衛門政茂.尾張藩藩士.洗心流流祖.寛永12年(1635)老中になりました
 平左衛門  関前網元.加倉丸平左衛門
 ○柳生兵庫助利巌  柳生新陰流流祖
の 16人でした。

第二章では
 稲  門前町の清元の師匠.文字稲
 お銀  浅草門前町の楊枝屋田巻屋の看板娘
 隈五郎  割り下水石垣工事を差配する親方
 玄五郎  浅草門前の顔役.香具師.真中の玄五郎
 五作  水飴売り.金兵衛長屋住人の一人
 権ノ字  権なにがし.隈五郎の使い
 庄司甚右衞門  元和3年(1617)葺屋町界隈に遊里を開きました
 早苗  竹村武左衛門長女
 勢津  竹村武左衛門妻
 竹村武左衛門  元伊勢.津藩藤堂家家臣.今津屋用心棒仲間
 丹下朱馬  讃岐浪人.長太郎の用心棒.両手突きの名人.この章141pで磐音に斃されました[64人目]
 東右衛門  浅草門前町の楊枝屋田巻屋主人
 富太郎  三味芳四代目芳造の長男
 三喜松  門前町御用聞き
 光右衛門  本所三笠町の質屋和泉屋の隠居
 芳造  花川戸の三味線造り三味芳四代目.鶴吉の父親
の 16人でした。

第三章では
 朝次  楊弓場金的銀的主人
 岩村籐右衛門  中川淳庵の恩人.元若狭小浜藩御側後用人
 岩村萬之丞  岩村籐右衛門の息子.中川淳庵賀長崎遊学の際藩内に根回しをしました
 栄吉  中川淳庵の薬箱持ち
 お萬  岩村籐右衛門の妻女
 玄鱗  中川淳庵.本名中川玄鱗.若狭小浜藩士.蘭方医
 ○酒井忠勝  大老.若狭小浜藩藩主.3代徳川家光から4代徳川家綱時代の老中・大老
 甚太郎  延宝2年(1674)紀州出身.土佐の宇佐浦で鰹節を創作しました
 丹下朱馬  讃岐浪人.長太郎の用心棒.両手突きの名人.この巻2章141pで磐音に斃されました[64人目]
 ○ツュンベリー  長崎オランダ屋敷に来たスウェーデンの医師・植物学者・博物学
 東角  裏本願寺別院奇徳寺僧都.不忍坊の手下
 南千  裏本願寺別院奇徳寺僧都.不忍坊の手下.第4巻1章69pで磐音に斃されました[42人目]
 西方武助  円明流.血覚上人に雇われた剣客.この巻3章205pで磐音に斃されました[66人目]
 西丸  裏本願寺別院奇徳寺僧都.不忍坊の手下
 平八  鰹節塩干肴問屋栖原屋主人
 北面  裏本願寺別院奇徳寺僧都.不忍坊の手下.第4巻1章69pで磐音に斃されました[43人目]
 ○牧野成賢  南町奉行大隅
 百頭全次郎  田宮流.血覚上人に雇われた剣客.この巻3章205pで磐音に斃されました[65人目]
の 18人でした。

第四章では
 ○秋月種美  日向高鍋藩藩主.上杉治憲の父
 ○色部照長  米沢藩奉行.米沢藩重臣.侍組分領家の一つ色部家当主
 ○上杉重定  米沢藩8代藩主
 ○上杉治憲  米沢藩10代藩主.上杉鷹山
 ○上杉鷹山  上杉治憲.米沢藩10代藩主
 大久保  馬喰町の湯屋能登屋の二階で会合を持つ仲間
 おふく  馬喰町の湯屋能登屋の看板娘
 おやえ  新町筋の飯屋ごえんや女将
 片山家次  寛永年間(1624~44)伯耆流を興す.当流はその別伝の居合い術.伯耆守.片山久安
 北村東六  馬喰町の湯屋能登屋の二階で会合を持つ仲間.米沢藩御番衆
 熊田  馬喰町の湯屋能登屋の二階で会合を持つ仲間
 五郎造  権造一家代貸
 権蔵  富岡八幡宮前の金貸し.やくざ
 幾代  品川柳次郎の母親
 下条島次郎  下条家次男
 下条竜太郎  佳代の夫.下条家当主
 ○須田満主  米沢藩江戸家老.江戸時代後期の米沢藩重臣
 ○竹俣当綱  上杉鷹山が重用した米沢藩上杉家の家臣.莅戸善政らと共に上杉鷹山に抜擢され、明和、安永年間の藩政改革を主導しました
 竹松  裾継見世鷲尾屋の妓夫.牛太郎
 館山  馬喰町の湯屋能登屋の二階で会合を持つ仲間.元江戸家老須田満主の家臣
 ○千坂高敦  米沢藩奉行.七家騒動に加担して失脚しました
 ○莅戸太華  上杉鷹山が重用した米沢藩上杉家の家臣.竹俣当綱らと共に上杉鷹山に抜擢され寛政期の改革を主導しました
 はつね  唐傘長屋住人.第6巻2章109pで安五郎だまされて首吊り自殺をしました
 安五郎  はつねをだました.騙りの安五郎.第6巻2章132pに本名は一蔵とあります
 林蔵  今津屋支配人
の 25人でした。


第五章では
 △宇迦之御魂神  王子稲荷の祭神の一体
 △宇気母智之神  王子稲荷の祭神の一体
 おきよ  今津屋勝手女中
 おとき  田端村の茶屋の女将
 おはな  田端村の茶屋の娘
 ○草深甚四郎時信  深甚流の流祖.深甚流天狗小太刀の流祖
 佐吉  元町の御用聞き
 竹三  滝野川村住人
 種村  裏伝馬町の深甚流道場の門弟
 太郎吉  根尾勘右衛門の死体発見者の一人
 ○塚原卜伝  新当流開祖
 都村  裏伝馬町の深甚流道場の門弟
 ○徳川吉宗  享保5年(1720)飛鳥山に桜の植樹を命じました
 根尾勘右衛門  裏伝馬町の深甚流道場の門弟
 深井市右衛門  裏伝馬町の深甚流道場の主.この章337pで磐音に斃されました[71人目]
 ○源義家  平安時代後期の武将.伊予守.源頼義の長男
 ○源頼朝  岸稲荷と呼ばれていた王子稲荷に源義家の兜や薙刀を奉納
 村上  裏伝馬町の深甚流道場の門弟
 保吉  今津屋手代
 弥兵衛  飛鳥山の弥兵衛.御用聞き
 陽吉  飛鳥山の弥兵衛の手下
 △和久産巣日神  王子稲荷の祭神の一体
の 22人でした。

 

以上 合計すると 135人になりますが 別名で出てきて 重複している 白鶴(小林奈緒)と 玄鱗(中川淳庵)と 上杉鷹山(上杉治憲)がいますので 実際には132人になります。
さらに △を付けた王子稲荷のご神体3柱は人でない(?)ので 登場人物あるいは人名としていいのかどうか 悩ましいです。
今回のようなまとめ方をすると 各章の登場順がなくなっちゃっていますが 記録はしてあるので いずれ役立ててみたいと 思っています。

 

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