居眠り磐音・自問自答

「あれこれ」書きたいのですが、・・・、たぶん、・・・、ずっと「居眠り磐音」一辺倒!

102.「居眠り磐音」に思うこと 1 20200204

磐音と周りの人たちって

テレビにつられて 佐伯泰英書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音 江戸双紙」(双葉文庫)を読み出した 奥さんにつられて 僕も読み始めました。
51巻 最後まで読んだとき 坂崎磐音と闘って 命を落とした人って 何人いるんだろう? って思い始めました。
読み直しながら 記録しました。

全51巻 読みながら 記録して 208人の人たちが 磐音と闘って 命を落としていました。この208の数字は 正確ではないと思っています。読み間違えたり 内容そのものに曖昧なところがあったりしているので 208人前後 で許してください。

 

それはそうと 奥さんが「はまった」こと 奥さんにつられて 読み始めて 僕も 「はまった」ことを 僕的に 解釈してみます。
内容・物語の展開は おもしろいです。
磐音の私的なところも 関前藩の事情・内情も 家重・家治・家斉の江戸時代の背景も おもしろい材料がいっぱいあります。
なので 実在の人物の中に磐音達が 入り込んで 話を進めるのは 大変かと思います。
整合性をつけていくのが 難しいのでは と思います。
シロウトの僕が言うのは 申し訳ないですが 作者佐伯さんの「実力」はスゴイ! と思います。

さらに 読んでいて 感じたのは 磐音の廻りの人達の言葉使いや 他人を思いやる気持ち が気持ちいいです。
他人の悪口を言わない 欠点よりも長所を見つけて 欠点さえも長所に「変換」して けなすより 褒めます。
これは 磐音ばかりでなく 磐音の廻りの人達が みんな、・・・、とは言いませんが そういう心遣いをしています。
読んでいて気持ちがいいです。
これは 作者の佐伯泰英さんの 性格なのかも と思ったりします。
ここが 奥さんと僕が「はまった」部分かもしれません。
なにしろ 読んでいて こちらの気持ちがよくなる小説なのですから。

ただ いわゆる「道化・ピエロ」役の 竹村武左衛門は もう少し我慢を知っている人だといいのに なんて思ったりしますが、・・・、読んでいて ちょっとイライラすることがあります。
もう一つ 磐音が 人と話すとき自分の親を「父上・母上」と言います。
父正睦や母照埜と話すときは 「父上・母上」で当たり前ですが それ以外の時に「父上・母上」は ないんじゃないかな? 「父・母」の方がずっといいのに と思っています。
このように書いている 佐伯さんの考えを聞きたいな と思ったりします。

 

 それにしても 居眠り磐音・江戸双紙から 物語がつづいている 「空也十番勝負 青春編」の 続きを 早く読みたいです。
奥さんも気にしています。
「青春編」とあるからには そのまた続きも 佐伯さんは考えているのかもしれませんが 十番勝負を終えて 霧子と姥捨ての郷に行かないと 「青春編」が終わらない! とこっちが やきもきしています。

 

 

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